このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成18年11月2日(木)第507回
開催場所
熊本放送 本社第4会議室
出席委員
入部祥子委員長他委員7名と永田社長他会社幹部5名が出席
議   題
テレビ『ほのかな灯りに 街づくりを託して〜熊本暮らし人祭り みずあかり〜』

■『豊かな番組提供を確認』
永田幹郎
社長

「民間放送全国大会が10月25日に東京で開催された。テレビ放送開始から50年、インターネット等の普及によって曲がり角に来ているという危機感があり、 これからも豊かな番組を提供しなくてはいけないということだけは全参加社で確認し合った。昨日からデジタル放送の試験放送を開始した。当社が現在デジタルで放送しているのは、 夕方いちばんのスタジオ部門。ご覧になったらおわかりになるが、画像が大変綺麗。当社の小堀会長が昨日「熊本県近代文化功労者顕彰」を受賞された。これに先立って 「熊日賞」も受賞されている。小堀会長の場合は特に放送と文化関係を結び付けられた功績があったと思う。私共の会社としても名誉なことである。」


テレビ番組について 

『ほのかな灯りに 街づくりを託して〜熊本暮らし人祭り みずあかり〜』
放送 10月28日 土曜日 午後2時00分〜午後2時30分まで。
この番組は10月14日、15日に熊本城一帯で行われた水と灯りの祭り“みずあかり"の幻想的な当日の様子とこの祭りを支える多くの方々の舞台裏を紹介した番組。

委員の発言

◎参加する人たちの生の声を伝えており、祭りにかける思いや熱意が非常に良く伝わってきたし、説得力のある構成になっている。

◎映像がとても綺麗で祭りの幻想的な雰囲気が感じられた。ナレーションもBGMも重厚な感じで良かった。

◎実際に会場に行って色や匂いを直接感じてみたいという気持ちになった。

◎熊本には賑やかな祭りもあるが、今回のような静かな祭りを紹介する事で熊本の祭りの持つ二面性を伝える事が出来たと思う。

◎30分の放送の中に街づくり、地域興し、世代間交流等々たくさんの意義が次々に出て来て、却って番組全体の印象が希薄になってしまった。

◎多くの人を登場させるのは良いが、同じような構成で平面的な気がした。

◎企画会議の様子を入れても良かったのではないか。また、実行委員会の構成メンバーも知りたかった。

会社の発言

 

○たくさんの人を画面に登場させたのは、画面に登場しなくてがっかりするボランティアもいるし、今後ボランティアが増える効果を狙ったものでもある。

○コントラストがはっきりするデジタル放送が始まるので、来年は灯りのぼんやり加減をいかに伝えるかが課題。

○制作側としては、動いている映像の方が魅力的に見える時があり、会議の様子をあえて外す場合がある。今後はご意見を参考にしたい。

 

<番組審議会事務局>

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