このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成30年6月6日(水) 第622回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
原田委員長他委員7名と上野常務他会社側8名が出席
議   題
ラジオ番組「RKKラジオホール 教育のかたち〜不登校生 うるかさん 17歳」


ラジオ番組について 

「RKKラジオホール 教育のかたち〜不登校生 うるかさん 17歳」
放送: 4月29日(日) 午後7時00分〜午後7時30
小学生の頃から不登校になった女性が通信制高校に通いながら、不登校生が通いやすくなる学校を作るという夢の実現の為に前へ進む姿を描いた番組

委員の発言

◎主人公・うるかさんが自分の想いを語っているのだが、その声がこもってしまって、聞き取りにくいところがあったのが残念

◎番組全体に流れているピアノの音色がとても心に響いて、考えさせられる内容だったが、そのピアノの音色で慰められるように感じた

◎他の不登校の子は、どういう風にこの学校で成長して、どのような悩みがあったのかが気になった

◎他の子のこともちょっとでも取り上げていれば、不登校という子どもに対しての理解が深まったのかのではないか

◎自身も不登校で4人の子どもも不登校というその母にも葛藤があったのではないか。その点をもう少し聴きたかった

◎今回の番組テーマは、新しい日本の青少年教育の重要な課題と感じた

◎教育とは何か、誰のためのものか、どのような内容や方法が望ましいのか、など様々な問いを発していた番組だった

◎うるかさんという存在を取り上げることで、深刻な問題でありながらも明るい希望を抱かせるような仕上がりになっていた

◎3回から4回のシリーズにして、不登校に苦しんでいる人の現状、日本社会への問いかけなど焦点をしぼったテーマを選んで掘り下げて欲しい

◎テレビ番組として編成されても良かったか。映像を見る方が、気持ちの上でも影響力が強いような気がした

◎すごく悩んでいる人たちにとって、とても救いになった番組だったのではないか

◎学びの原点についてとても考えさせられた番組だった

◎音声が途切れたように聞こえるところがあった。別のフォローが可能だったのではないか

◎不登校になったきっかけについて、もう少し深く聞いてみたかった

◎辛い過去だと思うが、時にはユーモアを交えて人前で話すうるかさんを頼もしく思った

◎不登校についての説明を、もう少し丁寧に説明して欲しかった

◎ドキュメンタリー番組では、数字などファクトの部分は丁寧に表現した方が良いのではないか

◎音質が聴き辛かった。もう少し音質をクリアな音で聴きたかった

◎不登校に至る原因にもう少し踏み込んだほうが、聴取者にとっては分かりやすかったのではないか

会社の発言

○ディレクターひとりで、マイクとレコーダーを持って取材先に行ったので、音がクリアに録れていないところがあった

○教育という大きなテーマを30分でまとめるのは難しい部分もあったが、切り口を変えて、第二弾、第三弾と続けていきたい。

○5人の制作者がそれぞれの視点で制作者の能力をつけるという目的で、4月に5本、ドキュメンタリー番組をシリーズで放送した。

<番組審議会事務局>

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