このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和3年2月3日(水) 第648回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
新型コロナウイルス感染防止のため、書面審議により実施
議   題
テレビ番組「土曜の番組 水曜だけど土曜の番組ゴールデン2時間SP」


テレビ番組について 

「土曜の番組 水曜だけど土曜の番組ゴールデン2時間SP」
放送:12月23日(水)20:00〜22:00
「土曜の番組」は、地元熊本でちょっと気になる話題や人、疑問を追いかけ取材し、知られざる「熊本県」の姿を紹介するバラエティ番組。今回は、その特別番組。満を持してのゴールデン新作2時間スペシャル。

委員の発言

◎そもそも、『土曜の番組』自体が真剣に見入る番組ではないので、暮れの時間つぶしには、気楽に、笑って、馬鹿騒ぎして、ちょうどよかったのかもしれない

◎肩の凝らない番組で、アッという間で楽しく見ることができた

◎司会とリポーターを務めた2人の個性がうまく生かされていた。他の出演者を含むやりとりが、予定調和でなく自然体だった

◎カレー調査と元GS店は、県内を調査して回る地域探訪の様相を呈していたが、残念ながらその地域の雰囲気が映像に出ていなかった。その点、名所そっくりの場所では、こじつけ感が無いでもないが、ある程度、場の雰囲気が出ていた

◎この手の番組は、食が話題に上がりやすいのは無理もないと思われるが、カレー調査と元GS店コーナーで、多くの飲食店探訪となっていたので、やや食傷気味となった

◎カレー調査では、安くする理由や秘訣など、元GS店のように店や店員の個性が伝わればよかった。パーソナリティー1人が、数日かけて何食も無理気味にカレーを食べることを好意的にとらえない視聴者も少なからずいたと思う

◎レジェンドおじさんは、会話についていけなかった。高齢者を対象とした企画は、あまり気分の良いものではなかった

◎全てのコーナーで、店の店長などの素人の方々がとても積極的に、落ち着いてその場のノリに合わせて面白いことをやってのけていたことが印象的だった

◎2020年を回顧する番組であれば、『プレイバック2020』をもっと厚くすれば良かったと思う。それぞれのテーマの主人公が過去の取材時点を振り返って今の立場でコメントなど入れるなどの工夫があっても良かったのではないか

◎進行役の二人の距離が近くて、大声で話されたり、笑ったりされているのを見て、大丈夫なのかと心配になった

◎総じて、初めて『土曜の番組』に触れる人を意識した説明や工夫があるとよかった

◎『土曜の番組』は、私たちの日常や「熊本ライフ」に面白さや魅力が隠れていることを、教えてくれる番組だ。これからも「くだらないなぁ」と思いつつ、つい引き込まれてしまう企画を期待している

◎今後も、地域に密着した面白い企画を期待したいと思う


会社の発言

○番組のコンセプトとして常に「県内のその辺の人」「その辺にあるもの」を面白がり、ひいては地元の魅力再発見や、県内の若い方が地元を面白がるきっかけになれればと制作している

◯2時間という時間の使い方に慣れておらず、一部「食傷気味」になってしまった事は否めない。スタジオゲストや中継など、目先を変える工夫が必要だったかと思う

◯チャレンジ精神は持ち続け、熊本ローカル番組において唯一無二の存在でありたいと思っている

<番組審議会事務局>

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