農作物の栽培に欠かせない肥料には色々な種類があります。それぞれの特性を知り、用途に応じて使い分けることが、よりよい作物づくりにつながります。今回は、肥料の基礎知識の紹介です。
@家庭菜園で使いやすいのは「豚ぷん堆肥」や「有機質配合肥料」。 「豚ぷん堆肥」は緩効性肥料の一つで、ゆっくりと効いていくので失敗が少ない肥料。 A「有機質配合飼料」は、窒素・リン酸・カリがバランスよく配合せれ、効き目もゆっくりの肥料。このコーナーでも欠かさず使用しています。 B「豚ぷん堆肥」と同じ畜産堆肥でも「鶏ふん堆肥」や「牛ふん堆肥」は、使用の際に注意が必要。 「鶏ふん堆肥」は石灰分が多く含まれているため、pH値が高い畑や長期間の使用は避けた方が良いでしょう。 C「牛ふん堆肥」は、敷料(オガクズなど)に分解しにくい成分が含まれているので、充分に発酵しているものを使う必要があります。 D作物の色が黄色に変色したり、薄くなったら窒素欠乏の現れです。液肥を水で薄めて作物にかけて下さい。
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