小松士郎のラジオのたまご
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  ラジたまオススメの本

このページでは、ラジたまの「読書家への道」で小松士郎が紹介した本を紹介していきます!
本は人生を豊かにし、そして充実した時間を与えてくれます。興味を持たれた方は、ここから買えるようになっていますので是非、ネットショッピングを利用されてみてくださいね♪

2010.3.11

遥かなる水の音

村山由佳
 


 
 

 
2010.3.4

ボクハ・ココニ・イマス 消失刑

梶尾真治
 


  小松です。

はい弥生三月になりましたで今回はカジシンワールド!

あの「黄泉がえり」の巨匠の新単行本を御紹介。

今回も嬉しいことに舞台は熊本、
それも紺屋町や長六橋、山崎町界隈でございます^^.

さて、タイトルにある消失刑とはどんな刑罰なの?

主人公の浅見克則は男を殴り懲役1年の実刑を受ける、
しかしここである取引が、この消失刑を選択すれば、
刑期が8か月に短縮されると云う。

刑務所が収容の限界を迎えつつある事への処置だそうだ。

そんなわけで根はいたって善良な主人公は、
消失刑を受け、なんと消失〜透明人間となるのであった。

その八か月の何とも壮絶でちょっと笑える生活。

カジシンワールドフルスロットルのスケルトンノベル?

どうぞ、大いに楽しんで下さい!

 

 
2010.2.25

身の上話

佐藤正午
 


  小松です。

今日は今売れているミステリー小説の登場です。

佐藤正午の力量がほとばしる傑作です!

23歳まで生まれた地方の町で平凡な生活を送る女、
その女の亭主が語るその女の身の上話!

語るほどに尋常では無い女の物語に。

ある初夏の日、勤め先の書店から姿を消した女、
それは不倫相手の仕事関係者との逃避行?

いや男にはそんな心算は更々無く、
女のほうも深く考えての行動ではなかったのが、、、、。

いつの間にか抜きさきならない事態に発展、
運命かそれとも単なる時の悪戯か、
二人が殺され、一人が謎の踏切事故死を!

深い考えのないままズルズルと、
犯罪の世界に沈み込んでいく女の未来は?

しかし、女の手元には2億円の大金が、、、、!

己が人生で出会うのは天使か悪魔か?自分次第?

一気に読みました、うーーんくわばらくわばら!
 

 
2010.2.18

製鉄天使

桜庭一樹
 


  小松です。

「私の男」で直木賞をとった、
桜庭一樹の新作です。

製鉄天使?製鉄所の物語なのって?

イエイエ、族、それも「レディース」のお話。

実は今作はあの「赤朽葉家の伝説」
スピンアウト小説なのです。

赤朽葉家から今回は赤緑豆家の伝説へ、
主人公は赤緑豆小豆の中坊から高校生の青春記。

レディースの頭となった小豆っ子、
総勢20人弱の「製鉄天使」軍団が、
ぱらりらぱらりらと地元鳥取を制圧し、
世界制覇を目指し疾走する切ない物語であります。

独特な語り口とスピード感スリルと寂寥、
あー少女でいられる時間はあまりにも短いのだ。

「少女」にこだわり続ける桜庭一樹の、
ぱらりらぱらりらなロードノベル?セツナイ!
 

 
2010.2.11

Nのために

湊 かなえ
 


  小松です。

さて今回は湊かなえの新作です。

湊かなえと云えば2008年の告白で、
本屋大賞をはじめ多くの賞に輝きました。

以後、注目の新人作家とし精力的に書いています!

「告白」は今年、松たかこ主演で映画化、
6月公開の予定で期待されています!

さて、本作も「罪と愛」がテーマでしょうか。

Nとは誰か、Nを守ると云う意味とは?

読み手は少しずつトリックに掛けられ、
あれ?何の事?誰のこと?えっ男?え?愛されて無いの?

そうです、ぜひ頭脳(頭)を楽にして、
ちりばめられたトリックに騙されてください。

そして読後、うーーーんと唸ってみましょう、
其々の感想を胸に!
 

 
2010.2.4

ほかならぬ人へ

白石一文
 


  小松です。

今回は直木賞に輝いた「ほかならぬ人へ」

著者の白石一文の作品はこのコーナーでも、
数冊ご紹介をしています。

白石さんのテーマは男と女の恋!

それも究極の恋愛に深遠な男女の性が描かれます。

本作も、運命的な出会いをした男女が、
それでも「やはり私にはこの人でなければ」と云う
存在に翻弄される男と女の物語です。

「あっ、この人が、、、」そんな出合いはあるのか?
と、深く考える一冊です。

アーそれでも恋は恋〜♪ 切ない〜!
 

 
2010.1.28

食堂かたつむり

小川糸
 


  小松です。

作詞家である小川糸の心温まる小説、
この世界観、いーーーなーーって思います。

自分のレストランを開業する夢を
インド人の恋人と追いかける主人公。

しかしある日アパートに帰ると、
家財道具はおろかコツコツ貯めた開業資金、
照明から箸の一本まですべての物が消えていた、
もちろん、恋人と共に。

そのショックで失語症になった倫子(リンゴ)の、
再生の物語であります。

唯一残ったおばあちゃんの遺品「ぬか床の甕」を
抱き、深夜バスで故郷のイナカへ。

そこからの日々は何ともこころに心地よく、
笑えて、泣けて、読者のここを洗濯してくれます^^.

映画化もされ公開が楽しみ、その前に原作をどうぞ!
 

 
2010.1.21

廃墟に乞う

佐々木 譲
 


  小松です。

本作で直木賞を受賞、佐々木さんオメデトウございます。

道警シリーズのファンも
今作の受賞心から喜んでいるでしょうね。

佐々木さんの北海道再生への切なる思いが、
この短編にもこめられています。

北海道の小さな街に起こる様々事件は、
過疎、経済破綻、外国人との共生など、
今の北海道を象徴している事柄です。

地方に根ざした真摯な内容に魅せられます、
これを機にこれまでの道警シリーズも是非!
 

 
2010.1.14

老人賭博

松尾スズキ
 


  小松です。

本作は有り難くもあの「大人計画」の松尾様の著書!

私は大人計画の舞台も好きですが、
松尾スズキ自身も大好きです、なんかよう解らんが^^:

さて惜しくも「芥川賞」は今回該当作なしで、
残念でしが私的には是非松尾様にあげたかったですわぁ!

さて、この本は出身地の北九州を舞台に、
映画撮影のキャスト、クルー、スタッフが織りなす、
笑いと感動と投げやりな人生の物語!

老人賭博、老人とは?賭博?
え?何を賭けるの?

北九州には競馬も競艇も競輪もオートレースも
パチンコも殆どなんでもございますが、何を?

人生の集大成を賭ける凄まじい賭けのシーン、
しみじみと優しくなれる秀作でございます。

映画化してほしいな!その前に是非!

 

 
 
     
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