まさいさんの我等音楽マサイ族





私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

「いい娘に逢ったらドキッ/伊藤咲子」

詞や曲はもちろんですが、特にアレンジこそ楽曲のイメージを
決める極めて大切な要素であることは言うまでもないでしょう。
そして場合によっては「印象的な楽器の使い方をしている」、
「変わったコーラスが入っている」、「意外性のある転調をする」
などなど、インパクトのある「ひとつの特徴」が、特定の楽曲の
イメージと直結しているというパターンもあるわけです。
今日お聴き頂いた伊藤咲子の「いい娘に逢ったらドキッ」の場合、
何といってもイントロと間奏で聴くことができる「おじさんの声」
こそがこの楽曲のイメージであることは間違いないでしょう。
スタ誕出身で、「ひまわり娘」「木枯しの二人」「乙女のワルツ」
など多くのヒット曲を生んだ伊藤咲子ですが、彼女が1976年に
発表した通産8枚目のシングルがこの「いい娘に逢ったらドキッ」
であります。トップアイドルの楽曲に低音の効いたおじさんの
「舐めるような唸り声」がフィーチャーされているのは今聴いても
インパクト大で、忘れることの出来ないユニークな構成ですね。
なお、このおじさんの声の主はと言いますと、当時伊藤咲子と
同じ事務所に所属していたタレントの神太郎なのであります。

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「思い出のバラ/ブレンダ・リー」

5月というと私がまず思い浮かべる楽曲が、「五月のバラ」。
なかにし礼作詞、川口真作曲によるバラードナンバーです。
この曲は実に多くの歌い手によって録音されておりまして、
1975年の尾崎紀世彦をはじめ、塚田三喜夫、水原弘、
菅原洋一、布施明、そして新しいところでは秋川雅史、
こういった面々がこの「五月のバラ」をリリースしています。
お気付きかと思いますが、いわゆる実力派、喉に特に自信の
あるシンガーによって好んで歌われている一曲だと言えます。
この名曲の誉れ高い歌謡バラード、オリジナルは1969年に
リリースされています。ロカビリーの世界からデビューした
シンガー、フランツ・フリーデルのバージョンがそれでして、
このレコードは「津川晃」という名義でリリースされています。
実はその次にこの曲をレコーディングしたのが意外な人物で、
「ミス・ダイナマイト」と呼ばれて日本でも大変な人気を
博したアメリカの大スター、ブレンダ・リーなのです。
「この世の果てまで」、「我が心のサンフランシスコ」、そして
「アイム・ソーリー」など、オリジナルからカバー曲に至るまで
この方の歌声で浸透している楽曲は枚挙に暇がありません。
そのブレンダ・リーが日本での公演を行うに当たって、「来日
記念盤」として1972年にシングルでリリースされた曲、それが
「五月のバラ」だったのです。ただし彼女のバージョンに限り
曲名が「思い出のバラ」になっています。歌詞も曲も同一です。
今回は特に珍しいこのブレンダ・リーのバージョンをご紹介。
今なおCD化されていない楽曲のため、ドーナツ盤の音源にて。
非常に見事な日本語で歌い上げるブレンダ・リーに驚嘆です!

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「『天才バカボン』主題歌デモA〜デモB〜デモC/アイドル・フォー」

音楽の制作現場では、初期のアイデアの段階から
少しずつ完成形に近付けていく間にいくつかの
デモバージョンを録音して、目指すべきイメージの
検討を図ることが一般的によく行われています。
特にテレビ番組の主題歌・テーマ曲ともなりますと、
映像の制作者側(あるいは原作者を含む場合も)と
音楽担当者との作品に対するイメージの摺り合わせ
のため、いくつものデモバージョンが作られたりします。
今回お持ちしましたのはそういった例のひとつで、
みなさんご存知「天才バカボン」の主題歌のデモです。
何回もアニメ化されている人気作品ですが、1971年から
翌年にかけて放映された第1作目のシリーズのために
制作されたデモバージョンを今日はお聴き頂きました。
3つのデモを順番に聴いていくと、我々がよく知っている
「完成形」に少しずつ近付いていく過程が克明に分かります。
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「エール・ア・ダンセ/ペンギン・カフェ・オーケストラ」

イギリスのギタリスト、サイモン・ジェフスが中心となって
結成された音楽ユニット、ペンギン・カフェ・オーケストラ。
「アンビエント・ミュージック(環境音楽)」の祖と言われる
同国のミュージシャン、ブライアン・イーノが設立した
レーベルから1976年にファーストアルバムをリリース。
メンバーは固定ではなく、曲によって入れ替わっていた
とのことです。そんな彼らのサウンドはアコースティックな
響きを基本としており、クラシックやミニマル・ミュージック、
ワールド・ミュージックなどの要素を含み、時には実験的な
試みも盛り込まれていますが、概して心地よさが特徴です。
80年代初頭には日本でも「おしゃれな音楽」として人気を
集め、至るところで彼らの音楽が流れていたものです。
1997年にサイモン・ジェフスが死去して以来、永らく活動
停止の状態でしたが、彼の息子アーサー・ジェフスによって
活動を再開し、昨年ニューアルバムが発表されています。
さて今日は、彼らの通算2枚目、日本でのデビュー盤になる
1981年発表「Penguin Cafe Orchestra」から、そのA面の
1曲目を飾る「エール・ア・ダンセ」をオンエア。朝にぴったり♪

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「よい子のゴー・ゴー/ザ・ライオンズ」

世界的な規模で巻き起こったビートルズ旋風を受けて、
日本では1960年代の中頃から「グループ・サウンズ」
という一大ムーブメントが音楽シーンを席巻しました。
ブルーコメッツやザ・スパイダースといったGSブームの
先駆者をはじめとして、ザ・サベージ、ザ・カーナビーツ、
ザ・ワイルドワンズ、ザ・ジャガーズ等々、続々と話題の
グループが出現し、世はまさにGS一色となったものです。
とりわけザ・テンプターズ、オックスと並んで「GS御三家」に
数えられていたザ・タイガースは、1967年にデビューするや
いなや絶大な人気を集めていたのですが、このタイガースに
挑戦する期待の実力派という触れ込みで登場したグループ
があります。ザ・ライオンズです。彼らはザ・ライダースの名で
1966年に結成、大阪のジャズ喫茶で演奏していたのですが、
その卓越した演奏技術は当時から評判で、若手の有望株と
してスカウトされ上京、グループ名をザ・ライオンズと改めて
1968年に「すてきなエルザ」でデビュー。この際、大々的な
破格のプロモーションが行われたと記録には残っていますが、
結局シングル3枚を残して表舞台から消えていったのでした。
今日お持ちしたのは、そんな彼らのセカンドシングルである
「ハイウエイ小唄」のB面、「よい子のゴー・ゴー」です。
当時の若者のほとばしる情熱の代弁者たるGSの楽曲としては
かなりの異色作で、よい子のみんなに交通ルールの大切さを
呼び掛ける数え歌となっています。作曲は、かの服部良一です。
さて、今日から春の全国交通安全運動が実施されています。
日頃の交通マナーを更に意識して、安全にお出掛け下さい!

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「ひとりの悲しみ/ズー・ニー・ヴー」

かつて発表された楽曲を、他のアーティストが
カバーして再発表するのはよくあることですね。
そして中には単なるカバーではなく、タイトルや
詞の内容などを改変してリリースし直すという例も
あります。当初のバージョンでは話題にならず、
改変したところ大ヒットとなった曲も存在します。
1968年結成のGSグループ、ズー・ニー・ヴーによる
「ひとりの悲しみ」もそうした作品のひとつです。
1970年に発売された際は殆ど評判を得ることは
出来ませんでしたが、その翌年にタイトルと歌詞を
変えて尾崎紀世彦が歌ったところチャート1位の
大ヒットとなりました。これが「また逢う日まで」です。
というわけで今日はその元歌を聴いて頂きました。

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「コバルトの空/レイモンド服部(作曲)」

テレビやラジオの各放送局には、それぞれがスポーツ中継を
する時に使用するテーマ曲が用意されていることがあります。
それは競技の種類に関わらず、放送時には同じ曲を使用
するのが通例で、これを「スポーツテーマ」と呼んだりします。
RKKでも「RKKスポーツ♪」という曲を使用していますよね。
そして、今ではあまり使われなくなりましたが、かつては
在京キー局にもそれぞれのスポーツテーマがあり、野球や
プロレスなどの中継の際に我々もよく耳にしたものです。
そんな中から、今日はTBSで使用されていたスポーツテーマ、
「コバルトの空」(1951[昭和26]年)をお聴き頂きました。
作曲は服部逸郎(レイモンド服部)。アナウンサーから作曲家へ
転身した経歴を持つことでもよく知られている人物です。

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「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ(日本語)/ザ・ポリス」

世界的に活躍するミュージシャンが、母国以外の国の
ファンへの訴求効果を高めるために外国語で歌う、という
例が非常に多く存在するのはみなさんご存知でしょう。
わが国においても、近年は少なくなってきていますが、
外国人アーティストが自身のヒット曲の日本語バージョンを
リリースする例は頻繁にありました。特にポップス路線の
アーティストにおいて顕著であったように思われます。
得も言われぬ親近感を覚えることも確かなのですが、
一方で、日本語で歌うことでそのアーティストのイメージが
一変してしまうこともあるようです。その代表的な例が、
ザ・ポリスの「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」日本語バージョン
だと思います。当時、世界的に飛ぶ鳥を落とす勢いであった
このバンドですが、「来日記念盤」としてリリースしたこの
日本語盤は実にすっとんきょうで、微笑ましくもあったりします。

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「デンデラレンケン/万代陽子」

「でんでらりゅう」という長崎に伝わるわらべうた(俗謡)が
最近車のCMに使われており、にわかに話題となっています。
地元ではもちろんよく知られているこの曲、九州人ならば何となく
理解できる歌詞ですが、それ以外の方にとっては意味不明の、
それでいて語呂の良い不思議な曲として印象深い存在のようです。
そのためか、この曲は幾度となく全国的に話題となってきました。
代表的な例として、1977[昭和53]年に「屋台のおっちゃん」が
キングレコードからリリースしたシングル「デンデラリュウ」の
スマッシュヒットが挙げられるでしょう。
その後も、教育系の某番組で紹介されたり、長崎出身である
福山雅治がライブで採り上げたり、そして今回のCMへの採用と
いうように、なかなかの人気を誇っている一曲なのです。
さて今日は、私のコレクションの中において、この「でんでらりゅう」を
モチーフにした最も古いレコードをお持ちしました。それは、
1962[昭和37]年にポリドールからリリースされた、万代陽子が
歌う「デンデラレンケン」です。この曲は、西田佐知子のシングル
「スクスク」のB面に収められています。

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「君に贈る言葉 (アフター・スクール)/田原俊彦、近藤真彦、野村義男」

途中にセリフが挿入されている楽曲というものは
新旧ジャンルを問わずかなりの数存在しています。
そして時にはセリフがメインとなっているトラックが
シングルB面やアルバムに収録されるケースもあり、
アイドルスターの作品などでよく耳にしたものです。
今日はそういった「モノローグもの」をご用意しました。
さて季節はまさに卒業シーズンですが、「3年B組」を
卒業したアイドルの代表格として「たのきんトリオ」が
挙げられますね。そこで今回は、彼らが熱い思いを語りに
込めた渾身の作品「君に贈る言葉」(1980年)をどうぞ。






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「渚のアデリーヌ/リチャード・クレイダーマン」

イージー・リスニングにおける代表的な楽器構成として
ピアノ・ソロ&オーケストラという形態が挙げられます。
この構成、いずれのアーティストも好んで使っていますが、
その中でも私がまず思い浮かべるのは、何と言っても
元祖「ピアノの貴公子」、リチャード・クレイダーマンです。
彼は権威あるパリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)
を16歳にして首席で卒業し、ポピュラー音楽の世界で
スタジオミュージシャンとしてピアノを弾いていましたが、
その秀でた才能が目に留まり、1976年に「渚のアデリーヌ
(Ballade Pour Adeline)」でレコードデビュー。西ドイツを
手始めにスペイン・フランスでもヒットを記録し、2年後の
1978年に日本にも紹介されるとたちまち話題となり、
作品の数々が番組テーマやCMなどで採用されました。
今日はそのデビュー曲「渚のアデリーヌ」をお聴き頂きました。

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「ディスコお富さん/エボニー・ウェッブ」

70年代から80年代にかけて、音楽業界に空前の
ディスコブームが押し寄せ、リリースされるレコードは
猫も杓子もみなディスコという時期がありました。
その渦中において、正統派のソウル・ファンクは勿論、
ディスコ歌謡と称すべきもの、はたまた企画モノや
ノベルティー系といった珍盤も多く制作されました。
さてそんな中、1977年にシングル盤で発売された
一曲が、エボニー・ウェッブの「ディスコお富さん」です。
原曲の「お富さん」はご存知の通り1954(昭和29)年に
春日八郎の歌唱で人気を博した歌謡曲なのですが、
これをディスコアレンジして発売したところ、わずか
2週間で20万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
そもそもエボニー・ウェッブは米メンフィスで活動していた
実力派のファンクグループで、ライブのため来日していた
ところを日本のレコード会社が目を付け、本邦デビュー。
最終的に彼らはアメリカに帰り、本国デビューも果たして
素晴らしい作品を発表するなど活躍を続けました。





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「Volevo un gatto nero」(黒猫が欲しかった)
/Vincenza Pastorelli, Piccolo Coro dell'Antoniano
(ヴィンチェンツァ・パストレッリ、アントニアーノ児童合唱団)

イタリアのボローニャで毎年開催されている童謡コンクール、
ゼッキーノ・ドーロ。 1959年から現在に至るまで続いており、
文化的なイベントとして広く親しまれ、その模様はラジオや
テレビでも中継されるなど、あらゆる世代に愛されています。
さてこのコンクールにおいて、1969年に3位入賞を果たしたのが
今日ご紹介した「Volevo un gatto nero」という作品です。
「僕は君にワニだって、キリンだって、ゾウだって、いや動物園ごと
あげちゃうよ。その代わり君は僕に黒猫をくれるって、そう約束
したじゃないか。でも君がくれたのは白猫だった。僕は黒猫が
欲しかったのに。もうこの際猫は猫だから白猫でも飼うけど、
嘘つきの君には何もあげないからね!」と、原詞は実にシュール。
コンクールでこの曲を歌ったのは、当時4歳だった女の子、
ヴィンチェンツァ・パストレッリちゃん。 受賞後にさっそく発売された
レコードは900万枚を超える大ヒットを記録することになりました。
さてこの曲、日本で訳詞が付けられカバーバージョンが発表されると
1969年のシングルランキング年間5位、翌年の年間1位という
驚異的なヒットを記録しています。 そしてこのカバーバージョンこそ、
みなさんよくご存知の皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」なのです。 ちなみに
原詞と訳詞は、「黒猫」が出てくる以外には全く共通点はありません。
今回はイタリア語のオリジナルバージョンでお聴き頂きました。


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「バロック・ホウダウン(Baroque Hoedown)/ペリー&キングスレイ(Perrey &
Kingsley)」

例えばCMやテレビ番組、映画、イベントなどで使用することを
目的として制作される曲がある一方で、元から存在する曲を
それらに採用して使用するという例もよく見受けられます。
そして、今日お持ちした曲もそういう後者の類のものです。
ペリー&キングスレイは、フランス出身のジャン=ジャック・ペリー
と、ドイツに生まれアメリカに移り住んだガーション・キングスレイ
の二人が1965年に結成したユニット。両者とも電子音楽の先駆者
と呼ばれており、当時実用化されたばかりのモーグ・シンセサイザーや
テープ・コラージュなどを駆使して、それまでにない奇想天外で未来的な
音楽世界を表現する、実験的ながらポップなミュージシャンでした。
そんな彼らが1967年のアルバム「Kaleidoscopic Vibrations」にて
発表したのが、この「Baroque Hoedown」です。2分半にも満たないという
短さ、しかし楽しく可愛らしい、キラキラした夢物語のようなサウンドに
白羽の矢が立ち、世界各地のディズニーパークで夜に開催されることに
なった「エレクトリカルパレード」のテーマ曲として採用されたのでした。
1972年以来、パレード用のアレンジを施したこの曲が永らく使用されて
おり、今なお世界中の多くの人々によって親しまれている作品です。
今日は1967年のオリジナル・バージョンでお聴き頂きました。



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今日の、マサイちゃん!

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「天使のらくがき(日本語バージョン)/ダニエル・ビダル」

フランスの歌手ダニエル・ビダルは、1970年代前半に
大変な人気を誇り活躍していた女性アイドルです。
1969年、17歳の時にシングル「Aime ceux qui t'aiment」で
本国フランスにてデビュー。この曲はもともとロシアのシンガー、
エディタ・ピエーハの「Наш сосед(お隣さん)」で、これに
フランス語の歌詞を新たに付けてカバーしたものでした。
「天使のらくがき」の邦題でこの曲が紹介されると日本でたちまち
大ヒット。彼女は本国よりも日本で人気を得るようになりました。
当時は、海外の曲がヒットするとその日本語バージョンが
作られることが少なくありませんでしたが、この彼女の
デビュー曲もその例に漏れず、フランス語の歌詞とは全く違う
可愛らしい内容の日本語の詞が付けられレコード化されました。
たどたどしい日本語による一生懸命な歌唱が印象的です。


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「哀しみのソレアード/ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」

イタリアのシンガー・ソングライター、チロ・ダミッコが1974年に
結成したグループ「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」が
デビュー直後に発表したのが、この「哀しみのソレアード」。
もともとはダミッコが1972年にリリースしたソロアルバムに
収録されていたボーカル曲「Le Rose Blu(青いバラ)」でしたが、
その曲を再構成した上で演奏+スキャットにアレンジし直した
ものが「哀しみのソレアード」ということになります。
その美しいメロディーと感動的なアレンジが人々に感動を与え、
結果たちまちヨーロッパを席巻する大ヒットを記録したのみならず、
その人気はアメリカや日本など世界中に及んだのでした。
心地よい曲調も手伝ってか、イージーリスニングのアーティストに
よって様々なカバーバージョンも作られ、特にポール・モーリアや
フランク・プゥルセルによる演奏は日本でよく聴かれました。
更にはこのメロディーに歌詞が付けられボーカル曲として使用
された例も多く、ジョニー・マティスがクリスマスソングとして
歌った「When A Child Is Born」は特に有名なバージョンです。
また日本においては、テレビのバラエティ番組のエンディングで
出演者によって毎週この曲の冒頭部分が歌われていましたので、
それで記憶に残っていらっしゃる方も多いことでしょう。


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「ミネソタの卵売り/暁テル子」

暁テル子は松竹少女歌劇団(SSK)出身、その後永らく
舞台女優として東宝・松竹などで活躍していましたが、
1949(昭和24)年に「南の恋唄」でレコードデビュー。
それ以降は舶来のハイカラなリズムを多く採り入れた
数々のヒット曲を量産する人気歌手として活躍したほか、
得意のダンスを活かして映画にも多数出演しました。
「ミネソタの卵売り」は1951(昭和26)年に発表された曲で、
同年発売の「東京シューシャインボーイ」と並んで彼女の
代表作となっています。軽妙なテンポと滑稽な歌詞で
広く親しまれ、後年にはCMソングとしても使用されました。


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「パフ/ピーター・ポール&マリー」

みなさま、あけましておめでとうございます。
さて年明け最初ということで、今年の干支にまつわる作品で
朝の時間にお聴き頂くのにふさわしい爽やかで心地良い、
かつ多くのみなさんにお馴染みの曲はないだろうかと考え、
思い付いたのが「パフ(Puff, The Magic Dragon)」でした。
CMでもよく使用され、今でも大変人気の高い作品ですね。
ピーター・ポール&マリーが1963年に発表した2枚目の
アルバム「ムーヴィング」に収録され、大ヒットを記録しました。
ファンタジーの世界における少年ジャッキー・ペイパーと
不老不死の竜パフとの物語を描いているこの作品は、
日本ではフォークソングとしてはもちろん、童謡として認識
されることもあり、小学校の音楽の教科書にも掲載されるなど
同時期のフォーク世代のみならず広い年齢層に親しまれて
いる優しくも切ないエヴァーグリーン・ヒットとなっています。


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今日のマサイたん♪

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「LITTLE LOVE/アルトロ・ポソ(作曲)」

このコーナーではこれまでにもフュージョンをはじめとした
放送メディアによる「BGM御用達」の楽曲を採り上げて
きましたが、そういう意味ではいわゆる「サウンドトラック」
もまたよくBGMとして利用される機会の多い素材と言えます。
それはもちろんサウンドトラック自体が映画やドラマなどの
BGM(劇伴音楽)として作られているわけですから、各々の
シチュエーションの空気を雄弁に物語るそれらの音楽は
様々な番組のBGMに転用しても効果絶大なのは当然です。
さて今回は、そういった使われ方をした映画音楽を一曲
持って参りました。1973年に製作されたスペイン映画、
「赤ちゃん戦争」のメインテーマ、「LITTLE LOVE」です。
実はこの曲、熊本限定でお馴染みとなっていた曲でして、
RKKテレビの天気予報のBGMとして長らく使用されていました。
懐かしいとお感じになる方は決して少なくないでしょう。


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「青空/二村定一」

これの原曲となる「マイ・ブルー・ヘブン」は1927年に
アメリカで出版され、翌28年にジーン・オースティンの
レコードが大ヒットしたことでスタンダード・ナンバーと
されるようになりました。その後もジミー・ランスフォードや
ファッツ・ドミノによるバージョンなどがヒットしています。
そしてこの曲の日本語カバー「青空」ですが、いち早く
1928(昭和3)年に二村定一によって吹き込まれています。
そしてこのレコードこそが「日本初のジャズソング」と
呼ばれており、二村定一もまた日本のジャズシンガーの
草分けとされています。彼はジャズだけでなく、オペラで
テノールの美声を聴かせるなど本格的な声楽家でした。


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「ガーデン・パーティー/メゾフォルテ」

今回は海外のフュージョンをピックアップしてみました。
海外といっても、ソウル・ジャズやジャズ・ロックという形で
フュージョンが生まれたアメリカのものではなく、敢えて
ヨーロッパのフュージョンに今朝は着目してみましょう。

例えばイギリスではシャカタクやレベル42に代表される
ブリティッシュ・ジャズ・ファンクが人気を博し、アメリカの
フュージョンとは一線を画すテイストでシーンを盛り上げました。

他にもオランダのフルーツケーキはその軽快で心地よい
インストゥルメンタル・サウンドのため、日本のテレビや
ラジオのBGMとして大いに採用されましたが、今回お持ちした
メゾフォルテもまたフルーツケーキ同様にBGMとして使用される
機会の多かったアイスランドのフュージョングループです。

というわけで、そのメゾフォルテの楽曲の中から最も世界的に
成功を収めたヒット曲「ガーデン・パーティー」をお届けしました。


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「隣組/徳山たまき」

「隣組」とは、戦時体制下の日本における、近隣の5軒から10件程度の世帯をひと組として互いに協力し合い行動する、ちょうど町内会や自治会を小さくしたような組織のことです。

今日お持ちした「隣組」という曲は、この隣組制度を啓発するのを目的として1940(昭和15)年に発表されたものです。

歌っている徳山たまき(*注1)(とくやま・たまき)氏は戦前から戦中にかけて活躍した声楽家で、多くの流行歌をレコードに残しています。

隣組は戦後すぐに廃止されましたが、この「隣組」という曲は明るいメロディーで広く親しまれていたため、その後もCMソングとして使用されたり、またザ・ドリフターズが番組のテーマ曲として替え歌を披露しており、これは特にお馴染みではないでしょうか。

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「トランプス・ディスコ・テーマ/トランプス」

70年代のアメリカにおいて若者の間で爆発的に広まり、
やがて世界中を巻き込んでいったディスコ・ブーム。
フロアに流れていたディスコ・サウンドもまた、当時の
ヒット・チャートを席巻する大ヒットを次々に生み出しました。
ブームの牽引役であったとされるアメリカの人気テレビ番組
「ソウル・トレイン」のテーマ曲を演奏していたMFSBは
フィラデルフィア・ソウルを代表するバンドとして有名ですが、
このMFSBのドラマー、アール・ヤングを中心に結成された
11人組のファンク・グループがトランプスです。
1975年にアルバム「トランプス」でデビューしていますが、
その中の一曲「トランプス・ディスコ・テーマ」は、とある
人気クイズ番組のテーマ曲として1981年から長年に渡って
使用されたため、日本では特に広く知られることとなりました。


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歌うマサイちん♥

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「星条旗よ永遠なれ/スーザ吹奏楽団」

誰もが一度は耳にしたことのあるであろう有名な行進曲
「星条旗よ永遠なれ(Stars and Stripes Forever)」は、
100曲以上の行進曲を作曲したことから「マーチ王」と
呼ばれるジョン・フィリップ・スーザが1896年に発表した、
アメリカの公式行進曲に制定されている作品です。
彼はアメリカ海兵隊音楽隊の隊長を勤めていた人物で、
他にも「ワシントン・ポスト」「キング・コットン」「エル・カピタン」
などは演奏される機会も多く、ご存知の方も多いでしょう。
さて、今日はその「星条旗よ永遠なれ」を、1902年に録音
された非常に貴重な音源でご紹介させて頂きました。


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今朝の、マサイたんicon:heartsicon:face_smile


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「街角のカフェ(From A Sidewalk Cafe)/フランク・ミルズ」

イージー・リスニングというジャンルがあります。日本語では
「軽音楽」と表現されますが、いわゆるムード音楽に包含され、
基本的にインストゥルメンタル・ポップスであるのが一般的です。
多くは透明感のあるストリングスやきらめきを持つピアノなどを
フィーチャーし、心地よいBGMとして機能するジャンルと言えます。
ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、フランク・プゥルセル、
リチャード・クレイダーマンなどはよく知られている存在でしょう。
「いつの間にか耳に馴染んでいる曲」という場合が多いイージー・
リスニングですが、今日お持ちしたカナダのピアニスト、フランク・
ミルズの「街角のカフェ」もそんな作品の代表格と言えましょう。

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私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

「ナオミの夢(ヘブライ語バージョン)/ヘドバとダビデ」

1965年に結成されたイスラエルのボーカル・デュオ
「ヘドバとダビデ」は、1970年に日本で開催された
第1回東京国際歌謡音楽祭(のちの世界歌謡祭)に
イスラエル代表として出場し、グランプリに輝いた。
このとき披露したオリジナル曲「ANI HOLEM AL NAOMI」
にさっそく日本語詞が付けられ、翌年「ナオミの夢」の
タイトルで発売されると瞬くうちに大ヒットを飾ることになる。
今日は敢えて、ほとんど聞く機会のない原曲のほう
(ヘブライ語バージョン)をオンエア。


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今朝のマサイ丼

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眩しい笑顔!


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我等音楽マサイ族

今朝のまさいさん!

今日のマサイさん1104.JPG
 



私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

 

「サニーサイド・フィーリン/カシオペア」

 

1960年代後半、ジャズにポップスやロックなどの手法を

取り入れ、新たな演奏表現が模索されるようになりました。

ジャンルの垣根を越えるという意味で「クロスオーバー」と

呼ばれたその音楽は、70年代の終わりになると曲調が

より洗練され、「フュージョン」というジャンルを形成します。

ほとんどがインストゥルメンタルであるフュージョンは、

その特性からラジオ等のBGMとして多用されてきました。

アーティストや曲名を知らないままに、繰り返し耳にして

覚えてしまっているという曲がきっと誰にもあることでしょう。

日本を代表するフュージョン・バンド、カシオペアの楽曲

「サニーサイド・フィーリン」もそういう作品のひとつです。

彼らの1981年発売のアルバム「クロス・ポイント」に収録。


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ついでに、
今朝のまさいさんのおやつ

韓国カップめん.JPG


「シンラーメン」ではなく、「ジンラーメン」(笑)

おいしかったそうです!



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さいさん20111028.JPG


さあ今日もやって参りました、「我等音楽マサイ族」。

私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

 

「あなたのとりこ/シルヴィ・ヴァルタン」

 

1960年代から70年代にかけて、日本における

ヒットチャートはとても国際色豊かだったものです。

このシルヴィ・ヴァルタンもまたフレンチ・ポップス界の

大スターとして日本でも絶大な人気を集めていました。

「アイドルを探せ」「想い出のマリッツァ」「悲しみの兵士」

などと共に彼女の初期を代表する一曲に挙げられる

「あなたのとりこ」は、1968年、交通事故による怪我を

克服して大ヒットさせたカムバック作として有名です。

同年発表のアルバム「パリの妖精」に収録されています。



マサイ族20111028.jpg

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さてさて、やって参りました、「我等音楽マサイ族」。

私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。


「パン売りのロバさん/近藤圭子」


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1955(昭和30)にキングから発表された作品です。

この曲、蒸しパンの移動販売の際にBGMとして流されて

おりますので、全国的にご存知の方も多いことと思います。

作詞家の矢野亮氏が、ロバあるいは馬が車を牽いてパンを

販売している様子を見て、書き上げたものとされています。

そしてこの曲を聞いた前述の蒸しパン移動販売店の社長が

このレコードを大量に購入し、蓄音器で流しながら売るという

スタイルを確立して全国的に広まっていったとのことです。

歌っている近藤圭子さんは戦後を代表する童謡歌手の一人で、

当時のテレビ番組「快傑ハリマオ」や「豹の眼」の挿入歌を

歌っていることでも有名で、当時は大変な人気を誇っていました。

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さて本日で2回目となりました当コーナー「我等音楽マサイ族」、

私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

 

「染之助・染太郎のおめでとうございます/海老一染之助・染太郎」

 

1989年にビクターからCDシングルで発売されましたこの楽曲、

ご存知の方はほとんどいらっしゃらないかも知れませんね。

しかし、海老一染之助・染太郎、この名前を「懐かしい」と

お感じになる方はきっとたくさんおられるに違いありません。

この実の兄弟による曲芸師コンビ、お正月やお祝いの場面に

これほど似つかわしい存在は他になかったでありましょう。

何しろ今日は「さんさんラジオ」オンエア400回記念ですから、

当然この祝辞でキマリですね。「おめでとうございま〜〜す!」



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音楽ライターのまさいよしなりです。

今週から、この「さんさんラジオ」の木曜日あるいは金曜日に

私が登場しまして、懐かしい音源をご紹介させて頂きます。

ジャンルを問わず、とても有名な曲から少しマニアックな曲まで

幅広く採り上げていきたいと思っておりますので、お楽しみに!

誰かにとってはとても懐かしい曲も、他の人は「初めて聴く」と

いう場合もありますし、みなさんのそういう音楽との「再会」や

「新たな出会い」のきっかけになれば嬉しいです。


さて今週は、火曜日に(RN)前略・中略・後略さんがリクエストして

下さった、「あと5歩で君のくちびる/鈴木茂」をお送りします。

残念ながら局内に所蔵されていない音源ということで当日は

リクエストにお答えすることができず、今回私が持って参りました。

この曲は鈴木茂が1979年に発表したアルバム「Cosmos '51

に収録されている、都会的な香りを漂わせた爽やかな一曲です。

はっぴいえんど、キャラメル・ママなど、邦楽ロックの草分け的な

バンドに参加してきた彼の、面目躍如ともいえる作品ですね。


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