このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日

平成10年4月2日(木)

開催場所

RKK第4会議室

出席委員

藤本委員長ほか7人

審議番組

題 「ラジオ、テレビ4月改編について」

■今回は、まず社側からラジオテレビの改編について説明があり意見交換に入った。

委員の発言

●土曜・日曜は若者を対象にした番組をということですが、お年寄り向けの番組はどうなっていますか。

社側の発言

●高齢者のパーセンテージが年々上がっている時代にあって、ラジオ、テレビについても月曜日はシルバー向けの番組編成にするとかの思い切った対策も今後必要だろうと思っていますが、スポンサーとの関連もあり実現に至っていないのが現状です。

委員の発言

●45周年記念番組で「くまもとの民話」を放送するということですが、ナレーターは誰で、対象は子供ですか。

社側の発言

●ナレーターは大田黒 浩一で対象は小学生です。100近くある県内の市町村から最低一話は紹介し、ラジオ、テレビとも放送します。映像化したものは各市町村の教育委員会に差し上げることにしています。

委員の発言

●熊本の民話だから昔から使われている肥後弁で喋って欲しい気がします。八代の民話だったら八代弁で話すとか。

社側の発言

●そこまでは非常に難しいです。土地のお年寄りに語ってもらうのが良いのかもしれませんが、却って判りにくくなることもあります。

委員の発言

●映像化したものは子供たちのために活用させて頂こうと思う

●「ニュースキャッチャー」のキャスターを、これまで一人でやっていたのを二人にしたが、これはニュース自体が充実されるのか。
他の局で男女ペアでやっているから、華やかさを持たせることで視聴率が上がるとか、単純に二人のほうが充実するんだと考えてするのであれば、少し安易ではないか。

社側の発言

●両々相俟って思っている。ニュースの作り方も、これからはニュースにコメントをつけたりして、少し変えていくことをを考えています。

委員の発言

●他局の場合、キー局との一連の流れの中でニュースをやっているが、RKKはローカルニュースの枠をきちんと取っている。私はこの形式で良いと思うが、視聴者が是非チャンネルを合わせたいと思うような構成を考えたらと思う。毎年、工夫の跡は見えるので、今後も創意工夫をしていただきたい。

●最近は特に若者向け、ギャル、子ギャルへ世の中の価値観が向いているようで、自分が年を取ったせいか腹立たしくてしかたがない。お年寄りから若者までが一緒に見られるものがあって、それを皆んなで見ることが人間らしさを育んでいくのかもしれない。ターゲットを細かく絞り込まないで欲しい気がする。

●学校が休みの日に子供向けの話題を提供し、コメンテーターもそれにふさわしい人を起用したらどうか。

●「週刊山崎くん」でも熊本のすばらしい所を沢山取り上げているが、今後も家族で見られるようなものを取り上げてもらうと有難い。

<番組審議会事務局>

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