このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日

平成10年7月2日(木)

開催場所

RKK第4会議室

出席委員

藤本委員長ほか

審議番組

ラジオ「トライアングルパワー」、テレビ「アグリウォチング」

今回は、7月からのRKK新体制発足にともない、妹尾新社長が「放送のデジタル化、情報ビッグバンなど厳しい状況下にあり、責任の重大さを痛感している。地域住民のためになる放送局を目指して、情報の強化、番組の開発、営業力のアップなどに努めたい」と挨拶したあと、ラジオテレビの番組について意見交換に入った。

ラジオ番組について
『トライアングルパワー』
八代、人吉、水俣を結んだ情報生番組。この土地ならではの明るい元気な情報を発信。そこに住む人たちが地域のよさを再認識し、自信と誇りを持って生活できる手助けとなることを目指す番組。

委員の発言

●県南地区の情報がたくさん入っており、楽しい番組だ。

●いい情報、考えさせられる話題が多く、話題の掘り下げ方がいい。

●この番組はキャスターのしゃべりが大きなウェイトを占めているが、時々年寄りの説教調があるので若い人には抵抗感があるのではないか。

●木目細かな催し物情報を入れて欲しい。

●県南だけでなく、県北、天草もやって欲しい。

●番組の流れが単調な一面もあり、さらに工夫する必要がある。

社側の発言

●小さな話題、地域に残っている伝統行事などを木目細かく探し出し、ホットな情報を発信したい。

●出演者のしゃべり方や、話題のとらえ方などまだまだ勉強不足なので、出演者の教育を強化して行きたい。

●将来は、県北、天草などでも地域情報番組を制作して行きたい。

テレビ番組について 
『アグリウォチング』 
発見、体験、感動をキャッチフレーズに、リポーターが農業の現場を取材し、熊本の農業の現状を伝える農業番組。農業者には元気が出る農業、魅力ある農業を。消費者には農業への理解と農村の持つ役割などを分かりやすく伝える。

委員の発言

●農業県熊本にとって農業は重要な問題。全体のコンセプトは理解できるが、個別に見ると制作側の主体性が見えてこない。

●今農業が問われている時代。訴える、主張する、問題提起をする、番組にはこれが必要だ。

●貴重な番組であるが、誰のための番組か、一般の人への啓発番組かはっきりしない。

社側の発言

●現在の農業は厳しい面が多いが、負の面ではなく明るい面を出しながら制作して行きたい。

●この番組は制作RKK。JA中央会、県農政部に企画協力を受けており、今、農業の問題点は何か、何が必要なのか三者でよく協議して制作して行きたい。

その他「Vチップの問題について意見の交換」

作る側がきちんとしたスタンスを持つことで解決する事柄である。
言論の自由の問題が出てくる。
制作者側の意識向上が必要。良い悪いの判断を使用者に押し付けるのはおかしい。

<番組審議会事務局>

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