このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日

平成10年12月3日(木)

開催場所

RKK第4会議室

出席委員

藤本委員長ほか

審議番組

ラジオ 「思い出のあの唄この歌」
テレビ 「窓を開けて九州」”大家族の運動会”

妹尾社長
郵政省「青少年と放送に関する調査研究会」の有害放送番組に対する報告書の骨子案報告。親が子供に不適切と判断した番組を視聴できないようにする装置「Vチップ」のテレビ受像機への導入については継続検討として導入を見送ること。過激な番組の時間制限については放送事業者が自主的に設定すべきだという案が固った。

ラジオ番組について
『思い出のあの唄この唄』 
1人ひとりの心に残る思い出の曲をリクエストで放送すると共にゲストを迎えて曲にまつわるお話を伺います。番組では「歌」を通してある時代のそこに生きた人々の思い出を伝えます。

委員の発言

●歌としゃべりがしっとりと融合して、立体的映像があるように聴けるひと味ちがったリクエスト番組。

●10年1日、定着している。なくては淋しい、あって当然の番組。

●番組にはマンネリ、オーソドックスは必要だがANのマンネリは困る。

●1週間を4人で担当しているが、アナウンサーの個人個人もっと持ち味を出すべきだ。

●曜日によって、内容に変化を持たせたらどうか。

●ツーウェイ方式のはしりの番組、番組の展開の仕方、リスナーの参加の仕方を変えればもっと違った感じが出せるのでは。

●RKKはテレビ・ラジオを持っている強みがあり、もっと工夫してビジュアル的なものをラジオで表現してほしい。

社側の発言

●昭和28年開局と同時にスタートし、46年鶴屋提供、48年サテライトスタジオで公開生放送、31年続いている長寿番組。番組の進行、お客様との掛け合いなど、良くも悪くも先輩を受け継いであり、アナウンサーが抑制しすぎるきらいがある。まだまだ改善の余地があると思うので、番組制作に努力していきたい。

テレビ番組について 
ニュースな気分ビバ!
(毎週土曜日 午前9時30分〜10時24分)
今までにない新鮮な切り口とこだわりでその週に起こった出来事やニュースをローカルの視点で斬る報道情報生番組。また、生活に密着した話題を知的に取り上げます。県下市町村を訪ね、その土地の人々との暖かいふれあい、誰も知らない小さな発見をお茶の間に届ける「ワンダリングくまもと」は好評です。

委員の発言

●スタート当初からするとスムーズな流れになり、良く仕上っている。

●宮脇アナのキャラクターがいい。地方の人々の暖かさを引き出している「ワンダリングくまもと」にホッとする。

●コメンテーターが二人になって良くなった。坂本スミ子さんは存在感があり、上手に使ってほしい。

●1週間のニュースは細切れで消化不良、事件の本質をわからないまま受け取る人がいると思うので、キチンとやってほしい。

●最近始まったインターネットを利用した視聴者からの情報発信は番組を変える可能性があり、利用の仕方次第では番組の発展性が期待できる。

社側の発言

●1年半前にスタートし、10月にリニューアル、番組が視聴者に浸透したかなあ?という感じ。現在インターネットを実験的に取り入れたりしてより面白くしようと努力中。生情報番組にはこだわって制作していきたい。

その他
3月の審議会をもって、藤本委員長ら5人の委員が退任。妹尾社長『皆さんの提言に元気づけられた。これからもRKKの応援団、サポーターとして辛口・甘口の意見を出してください』とお礼の言葉と各委員に記念品が送られました。

<番組審議会事務局>

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