「電撃黒潮隊"卒業"」(RKK制作)
(7月10日午後4時30分〜〈九州ネット〉)
熊本市内にある『生徒の荒れ』に直面していた中学校が舞台でそこに入学したある女子生徒が突然非行に走り、親や教師それに周囲の人々を戸惑わせた。しかし、何に対しても反抗する彼女がある教師との出会いによって明らかに変わっていきます。
生徒と教師たちの必死のかかわり合いが続く中で迎えた卒業式の模様を軸に女生徒と二人の教師が当時を振り返ります。 |
委員の発言
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●編集に工夫があり、30分という短い時間に良くまとまっていた。
●ドキュメンタリータッチで説得力があった。
●難しい問題で学校の中に入り込み,良くここまで取材できたもんだ。
●番組に気負いが無く、みんなの本気が良く出ていた。
●安易な結論を出すより見る人に投げかけた方が良かったのでは・・・
●プライバシーなどマスコミが臆病になっている一面を良く取り上げている。
●べたの画ばっかりで、俯瞰の画が少なかった。長丁場のスポーツドラマづくりにはもっと工夫が必要だ。
●彼女は今どうしているのか、後はどうなっているのか検証すべきだ。続編を期待している。
●問題提起が出来ていない。甘い結末、消化不良で不満が残る。
●本音が出ていない。取材の限界を感じる。しかし感動的なドキュメント番組だ。 |
社側の発言
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●子供達に今、何が起きているのか,人間と人間がかかわり合っている生々しい学校現場を見て欲しいという気持ちで制作した。結論まで出したのは、キレイにまとめようとした色気の出し過ぎで番組が小さくつまらなくなった原因と思う。今後はニュースを通して広く問題提起できればと思っている。
●崩壊から再生へ"番組の形式にこだわって甘い結論となった。しかし、この番組は並み大抵の努力では出来ない番組と思う。制作者はこの番組を制作することでいい経験をしたと思う。この努力が今後の彼の制作者としての大きな糧になるはずだ。 |