このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成13年5月10日(木)第452回
開催場所
RKK第4会議室
出席委員
吉丸良治委員長ら委員10人と小堀会長ほか会社幹部が出席
審議番組
ラジオ『チャーリー永谷のCOUNTRY SUNSHINE!』
テレビ『九州遺産 文様の謎〜九州の装飾』

■『変革期の放送業界に対応』
小堀富夫
会長
「故妹尾社長の葬儀では大変お世話になりました。突然の訃報で驚きましたが、今後妹尾社長の意思を受け継ぎデジタル化など変革期の放送業界に対応していきたい。」

■ラジオ番組について

『チャーリー永谷の COUNTRY SUNSHINE !』
放送 毎週日曜日 午前8時30
午前9時まで。
カントリーミュージック歴46年、日本最大のカントリーの祭典「カントリー・ゴールド」を主催する熊本市在住のチャーリー永谷さんをメインパーソナリティに迎え、今話題のポップカントリーからストレートカントリー、ブルーグラスまで心温まるカントリーミュージックの魅力、アーティスト情報を紹介。懐かしい名曲、最新の注目曲、1人のアーティストをピックアップするコーナーを設け、バラエティに富んだ選曲で放送している。

委員の発言

◎日曜の朝の早い時間にぴったりの曲のテンポでさわやかな気分になれた。

◎チャーリー永谷さんと小宮ディレクターとのトークが良い。

◎チャーリー永谷さんのカントリーミュージックに懸ける情熱が感じられた。

会社の発言

○熊本で活躍しているミュージシャンをラジオに出演してもらうと言う意味でチャーリー永谷さんの番組を作った。

○永谷さんを前面に出してアメリカの最新のカントリーミュージックを聞いてもらうように構成してます。

○今後若いリスナーの発掘に力を入れていきたい。


テレビ番組について 
『文様の謎 九州の装飾古墳』
放送 4月1日(日曜日) 午後2時〜午後2時54分まで。
弧線・円・三角形・舟・鳥・馬など、さまざまな図文が描かれた装飾古墳は、別名「黄泉の国の芸術」とも呼ばれ、死と直結した怪しい雰囲気を漂わせながら、今なお多くの謎に包まれています。装飾古墳は全国で500基ほどが確認されていますが、その半数は熊本県・福岡県を中心とする北部九州に集中しています。装飾古墳が盛んに造られたのは5〜7世紀、文字としての記録がほとんど残っていない時代です。古代人は何を想い、このような図文を墓室に描いたのでしょうか?呪術的模様から始まった装飾古墳はやがて鮮やかな色彩の造形を施し,その後、思想性を帯びた装飾へと変わっていきます.番組では、その道筋を辿りながら、原始芸術ともいうべき装飾古墳の図文に隠された古代人の魂を探ります。 
委員の発言
◎装飾古墳の謎というむずかしい課題を解りやすくしようという努力が感じられ勉強になった。

◎格調高くまとまっておりカメラワークも良かった。

◎古代人の生死観をよくまとめてあり落ち着いて見られる番組。

会社の発言
この九州遺産はJNN九州沖縄が共同して制作しているものでRKKでは、これまで 種山石工、天主堂、不知火海を取材してきました。

今回の装飾古墳は

○アカデッミクな作りで絵作りに苦労した。

○インタビューはしないでナレーションだけで番組作りを試みた。

○古墳名については委員が指摘されたようにテロップに振り仮名をつけたほうが良いと思った。

<番組審議会事務局>

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