このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成13年9月6日(木)第455回
開催場所
RKK第4会議室
出席委員
吉丸良治委員長ら委員9人と村上社長ほか会社幹部が出席
審議番組
ラジオ『ばってん荒川のぴら〜っと登場』
テレビ『電撃黒潮隊 北目のお地蔵さん』

■『ラジオの録音風物詩で最優秀賞受賞』
村上光也
社長

「民間放送連盟主催の番組コンクールでは残念ながら受賞作品が無かったが、ラジオの録音風物詩コンクールで最優秀賞を受賞することが出来た。これからも優れた作品の制作と地域に密着した番組作りに取り組んでいきたい。

■ラジオ番組について

『ばってん荒川のぴら〜っと登場』
放送 毎週月曜日 午後7時30〜9時まで
おしゃべりと笑い、そして懐かしい曲と肥後狂句で綴るエンターテイメント・ワイド番組。出演者は芸能生活45年のばってん荒川さんを中心に、肥後狂句作家の安藤黒竜さんと小宮ディレクターの3人。この3人の個性を生かした井戸端会議風おしゃべりがこの番組の持ち味です。番組のタイトルは変ったものの、ばってん荒川さんは30年間この番組に出演しています。

委員の発言
◎ばってん荒川さん、肥後狂句の安藤さん、それに司会の小宮さんの声のバランスが非常によく、しゃべりも3人の持ち味がよく出ていた。

◎肥後狂句を熊本弁のリズムで聞くと格別な感じがしておもしろかった。番組を聞いて肥後狂句を作ってみたくなった。

◎熊本弁の奥の深さを感じさせてくれた。

◎この番組は方言から地元を見直し、地域興しに繋がっている番組。

会社の発言

○20年続いている番組で出演者の息も合っている。今年3月からはインターネットを通じて流しており全国から熊本弁が懐かしいという反響がある。リスナーの肥後狂句に対する関心も高く、これからもリスナーとの双方向の番組作りに努めて行きたい。


テレビ番組について 

『電撃黒潮隊 北目のお地蔵さん』
放送 8月25日土曜日 午後4時30分〜5時まで
電撃黒潮隊は、JNN系列の九州山口8局の共同制作番組で「北目のお地蔵さん」は熊本放送が制作したものです。球磨郡水上村湯山の北目地区では結婚式で「地蔵かつぎ」が行なわれている。この地区に嫁いでくるお嫁さんが早く地域に溶け込めるようにと、古くから伝わっている行事です。北目地区では別なお地蔵さんの引越し話もでてきて、お地蔵さんをめぐる様々な動きがありました。この番組はお地蔵さんを巡る北目地区の動きを丹念に追い地域の原風景を描いた作品です。

委員の発言

◎村の人たちがお地蔵さんをどんなに大切にしているかが寄り合いの話し合いでよくわかる。ほのぼのとした、いい番組。

◎今、都会ではなくなった地域に伝わる行事を淡々と取材しており、村の人たちの人情などが良く描かれている。

◎このような素材をよく探し出したと感心する。大田黒浩一さんのナレーションも合っていた。


◎番組全体から村の人たちの交流に人間がいきていく原点のようなものを感じた。

会社の発言
○電撃黒潮隊は年に5〜6本制作する。この素材は「週刊山崎くん」を取材した時に聞いたもので、番組では地域とお地蔵さんの関わりを縦糸に、又、その地域原風景を横糸にしてありのままの姿を取材した。

<番組審議会事務局>

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