このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成14年10月3日(木)第466回
開催場所
RKK第4会議室
出席委員
吉丸良治委員長他委員8人と小堀富夫会長他会社幹部8人が出席
審議内容

ラジオ・テレビの10月改編について
テレビ番組『水俣病空白の病像』

■『視聴者から愛されるRKKを目指す
村上光也
社長

「10月1日に49回目の開局記念日を迎えた。これも一重にRKKを支えてもらった関係者の賜物と感謝する。いよいよ来年は50周年で、視聴者から愛されるRKKを目指したい。『RKKが始まるよ』をキャッチフレーズに1月からキャンペーンを始める。」

■ラジオ・テレビの10月改編について
ラジオの新番組 『RKKスポーツのススメ』(目玉!!)
第1部が前の週のスポーツ行事や大会結果を紹介し、第2部は話題の選手やコーチ・監督をゲストにスポーツのおもしろさを伝えます。第3部はスポーツに関するクイズなど40分を5部構成にしスポーツを面白く伝えます。

『すみママの井戸端電リク』(土曜日午後8時半から)

『竹中直人ハードボイルド・ソーセージ』(日曜日午後7時から)
TBSの人気番組

テレビの新番組 『水戸黄門31部』
今回の黄門様は格さん助さん役でお馴染みの里見浩太郎さんです。

RKK開局50周年記念番組『男はつらいよ』
全48作品を放送。


テレビ番組について 

『水俣病空白の病像』
放送 9月29日 午前1時〜午前2時15分まで。
世界でも未曾有の公害病と言われる水俣病。その原因物質メチル水銀の研究が欧米に比べ、日本は大幅に遅れているという。この番組は、なぜ遅れているのか、水俣病に携わった医学者達を丹念に取材し証言の中からその問題点を浮き彫りにした番組です。

委員の発言

◎病像をコンピュータ・グラフィックなどを使い解りやすく説明する努力が感じられた。

◎内容が多すぎて消化不良に陥る感はあったが、スウェーデンでの取材などがあり、取材に厚みがあって良かった。また、水俣病の全体像に迫ろうと言う意欲を感じた。

◎水俣病が何故起きたのか、そして、いま、水銀の研究がなぜ遅れたのか。そのシステムが解らないと同じことを繰り返すことになる。そのためにも、このような番組は必要であり再放送して欲しい。

会社の発言

○9月中に放送しなければならないと言う制約があり、深夜の時間枠しか取れなかった。10月以降に再放送を考えている。

○この番組は、史上類を見ないメチル水銀を原因とした水俣病を経験しながら、メチル水銀の研究が先進国では日本が最低のランクにあるという事を知って制作に取り掛かった。

○医学が患者を判定する道具に陥り、政治などに翻ろうされた結果、医学の研究がおろそかになった事実を淡々と伝えたかった。

<番組審議会事務局>