このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成15年11月3日(木)第477回
開催場所
RKK第4会議室
出席委員
吉丸良治委員長他委員8人と村上社長他会社幹部6人が出席
審議番組

ラジオ民教協スペシャル『われら子育て応援団』
テレビ熊本放送開局記念日特番『むかしのラジオ・むかしのテレビ』

■『良識のある放送、的確な報道に努める
村上光也
社長

「最近の放送業界において、いくつかの不祥事が発生したが、放送の社会的公共的な影響の大きさを自覚し、高い倫理観のもとに良識ある放送、的確な報道に努める。

■ラジオ番組について

民教協スペシャル『われら子育て応援団』
放送 10月12日 日曜日 午前11時30分午後1時まで。(全国31局ネット)
この番組は、幼児を持つ親の子育てを支援しようというもので、東京から俳優の原田大二郎さん、熊本からエッセイストの水間まゆみさんと、菊池養生園 名誉園長の竹熊宜孝さんがゲスト出演しました。

委員の発言

◎出演者の話は、実体験を伴なう自分の言葉で語られ説得力があった。

◎番組での意見やアドバイスは、子育て中の人に随分参考になったのではないか。

◎こういった子育てが楽しいことをアピールする番組は、今の時代にこそ必要だ。今後も、もっと放送して欲しい。

◎父親の意見も入れて欲しかった。

◎父親が子育てに参加しにくいのは、日本の社会構造にも問題があるという視点が抜けていたのではないか。

会社の発言

○文化放送との共同制作だったので、熊本の特徴がでる2人のゲストを起用した。番組対象が母親だったので、父親の意見が少なかったことや、また、社会を変えることも必要という視点がなかったことも今後の課題としたい。


テレビ番組について 

熊本放送開局記念日特番『むかしのラジオ・むかしのテレビ』
放送 10月1日 水曜日 午後4時〜午後5時50分まで。
この番組は、昭和28年10月1日 ラジオ熊本としてスタートした、熊本放送の50年を貴重な映像や証言でつづった番組です。前半が放送記録のない時代を関係者の証言をもとに振り返り、後半は放送記録の中からの懐かしい名場面で構成されています。

委員の発言
◎懐かしい映像の記録を自分の人生と重ねながらじっくり楽しめ、RKKの活動を再認識できた。

◎様々な人と共にあるRKKの50年間の発展と、他局にない歴史の重みを感じた。

◎改めて、ラジオは感性を鋭くするいい媒体だと思った。ラジオドラマの収録シーンがあったが、ラジオドラマはイメージが膨らむ面白い企画で、是非、復活を検討して欲しい。

◎多くの賞を受賞したドキュメンタリー番組の制作に関わった人々の思いや苦労話など、生の声が聞きたかった。

◎映像で振り返るだけでなく、どんなスタンスや信念で番組制作や報道をしてきたのか、もっと示して欲しかった。

◎内容が盛りだくさんで印象が薄く、焦点が定まらなかった気がする。

会社の発言

○評価を得たドキュメンタリー番組を年末に再放送することや、ラジオドラマも復活の予定である。

○ラジオのコーナーでは、人々の記憶を記録しようと思った。テレビの方は映像アルバム的になり、制作信念などが出せなかったことは反省している。

<番組審議会事務局>

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