開 催 日 平成15年12月4日（木）第478回 開催場所 ＲＫＫ第4会議室 出席委員 吉丸良治委員長他委員8人と村上社長他会社幹部7人が出席 審議番組 ラジオ『マッキーのお酒にしません？』 テレビ『窓をあけて九州〜応援団長勝手に参上〜』

■『50周年記念事業や記念番組の全てを滞りなく終了した』

村上光也 社長 「創立５０周年の記念事業や記念番組を全て滞りなく終了することが出来た。今年はデジタル元年であったが熊本は３年後の２００６年１２月までには放送開始の予定である。今年１年、審議委員のみなさんから貴重なご意見や助言をいただいた。制作者にとっては励みになり大変勉強になり感謝している。」

■ラジオ番組について

『マッキーのお酒にしません？』 放送　毎週木曜日　午後21時10分〜午後22時まで。（生放送） この番組は、スタジオを酒バーに見たてマスターと女性客という設定で、２人のパーソナリティーがリスナーからの便りなどを交えトークと音楽で送る番組です。日本酒のおいしい飲み方やおつまみの作り方なども紹介し、今時の日本酒事情を伝えます。パーソナリティーはタレントのマッキーとフリーのディレクターの野田秀之さん。同じ酒造メーカーの提供で１５年以上も続いている人気番組です。 委員の発言 ◎５０代の男性と若い女性それぞれの持ち味を生かしたトークが面白く、若者から年配者まで楽しめる番組だ。 ◎選曲も幅広い年代にわたり、お酒がテーマの番組の雰囲気によくあっている。 ◎番組スポンサーである酒造メーカーのコマーシャルが良く出来ている。音が生きており、しかもコマーシャルと番組がマッチし非常に効果的だ。 ◎酒の肴のレシピを紹介するのは面白い企画だ。自分でも作りたくなったが、レシピはどこで見ることができるのか？ ◎ラジオは空想の世界なのでバーという架空の空間を演出するためには、もう少し音を効果的に使ったほうが良いのではないか。 ◎時にはゲストを招いたりお酒にちなんだ話を盛り込み、内容に幅をもたせたら良いのではないか。 ◎出演者２人の世代の差を生かしたトークが噛み合うまであと１歩という感じがする。これからも楽しみだ。 会社の発言 ○この番組は同じ酒造メーカーの提供で１５年以上にわたり続いている長寿番組だが、この１０月からパーソナリティーが変わり２０代の女性もターゲットに加え内容も一新したところだ。 ○料理のレシピは提供スポンサーのHPで紹介している。

■テレビ番組について　

『窓をあけて九州〜応援団長勝手に参上〜』 放送　11月23日 日曜日　午前10時〜午前10時15分まで。 この番組は、JNN九州各局が毎週日曜日 朝１０時から放送している１５分番組で、RKK制作の「応援団長勝手に参上」は先月２３日に放送されました。主人公は人吉に住む坂本教幸さん６８歳。人が集まってスポーツをしていると聞きつけると、勝手に出かけ応援を繰り広げる自称「応援団長」です。「すべての人を励ましたい」という坂本さんの思いや周囲の正直な反応を描いたドキュメンタリー。 委員の発言 ◎積極的な第２の人生を紹介した番組で同じ年代の人にやる気と勇気を与えてくれた。 ◎主人公の姿に自分の人生や今後の生き方、また地域との関わり方を考えさせられた。 番組を見て一念発起した人もいるのではないか。 ◎ボランティアの先進事例とも受け取れる活動だ。 ◎主人公のような小さな親切をする存在が地域には必要だ。エールを送りたい。 ◎応援を受けた子ども達の反応が冷めているのが気になった。坂本さんの生き方を肯定するような作りの方が一貫性があったのではないか。 会社の発言 ○本人が抱える孤独や人生への矛盾もありのまま出そうと思い、回りの人や家族の反応はあえてそのまま放送した。 ○制作者の意図を超えた評価をいただき大変うれしい。

＜番組審議会事務局＞