このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成17年4月7日(木)第491回
開催場所
RKK本社第4会議室
出席委員
吉丸良治委員長他委員8人と永田社長他会社幹部7人が出席
議   題
テレビ『さすらいの旅路〜俳人山頭火・行乞記』

■『4月から新番組が多数スタート
永田幹郎
社長

「多メディア時代のなかで、メディアが素朴に好感をもたれていた時代は終わり、他の業種と同じように相対化されてきた、テレビやラジオは自分の存在を過信してはいけないと感じている。そういう状況の中で、TBS発の朝の番組が『みのもんたの 朝ズバッ!』に変わり、RKKも夕方のニュースが変わった。皆さん方には、批判や応援をしていただけたらと思っている。


テレビ番組について 

『さすらいの旅路〜俳人山頭火・行乞記』
放送 3月9日 (日) 午後2時30分〜 1時間
この番組は、大正から昭和にかけて活躍した自由律の俳人・種田山頭火(たねださんとうか)の昭和5年秋の旅日記「行乞記(ぎょうこつき)」を基に、中九州の旅の足跡を辿りながら、現代人にも受け入れられている山頭火の魅力を描いたもの。

委員の発言
◎山頭火の全体像が分かるつくりになっており、番組に厚みがあった。

◎番組の中で多くの俳句が紹介され、自由律俳句の魅力を感じた。

◎映像、音楽、ナレーション、役者の演技、解説がうまく調和しながら迫ってきた。

◎人の幸せとは何か、考えさせられた。

◎山頭火が辿ったルートを地図で見せて欲しかった。

◎途中、過去の出来事が挿入してあって、時間の流れが分かりにくかった。

◎解説者のコメントが少々、多かった。

◎続編を作って欲しい。

会社の発言

○熊本は、山頭火がもっとも長く定住した土地。熊本の放送局として、熊本時代の山頭火で番組作りを考え、「行乞記」に絞り込んだ。番組を見た人が山頭火という人物に興味を持ち、そこから皆さんの山頭火の探索が始まればいいと考えたので、山頭火が立ち寄った店や場所についての細かな情報を入れることは、あえてしなかった。

<番組審議会事務局>

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