このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成17年11月9日(木)第497回
開催場所
熊本放送 本社第4会議室
出席委員
大野哲夫委員他委員6名と永田社長他会社幹部4名が出席
議   題
テレビ『窓をあけて九州〜美しい声を求めて〜』

■『ローカル局としての役割を果していきたい
永田幹郎
社長

「11月1・2日の両日、第53回民間放送全国大会が大阪で開催され、ラジオ「60年目の告白」が 最優秀賞、テレビ「井上家の裁判」が優秀賞の表彰を受けました。ラジオ、テレビの両方で表彰を受けたのは、大変名誉なことでした。大会の中で、「放送と通信の融合」と題してシンポジウムが 開かれました。放送は地域免許であり、通信は区域がありません。これがどうやって融合できるのか、ヤフーや インデックスの社長などが参加して面白い議論が進められました。携帯やネットなどの技術進歩はとめられません。ビジネスモデルをどう作っていくか。これまで放送は規制に守られた電波を使い甘えた部分がありました。 ローカル局としてやれる事を検討し、色んなコンテンツを発信していきたいと考えます。通信との関係は色んなビジネス が考えられ、可能性を秘めています。これからもJNN系列としてネットワークを組んでやっていくことになります。 我々は、県民に信頼される放送局として、番組をきちんと丁寧に作って、ローカル局としての役割を果して いきたい。


テレビ番組について 

『窓をあけて九州〜美しい声を求めて〜』
放送 10月9日 日曜日 午前10時00分〜午前10時15分まで。
この番組は、九州という風土で力一杯いきている人々を、明るく爽やかに描くヒューマンルポです。スポーツ、 仕事、芸術・・・・それぞれの世界で夢を追い続ける人たちの人間ドラマをお届けしています。

委員の発言

◎ソプラノ歌手、新圭子さんの歌への情熱や80歳になってもまだまだ進歩しようとする意気込みが伝わり、 新さんの人間性を知る事が出来た。

◎人間らしい声で歌いたいと美しい声を求め続けて努力を惜しまない姿に共感を覚えた。

◎高齢化社会の中で人生を幸せにすごすためには、身体的鍛錬や日頃の節制が必要であると秘訣を 教えられた気がする。カメラワークも良かった。

◎檜室アナウンサーのナレーションやインタビューがとても感じ良く適切に入っていて大変素晴らしい番組だった。

◎新さんの歌をじっくり聴きたいと思った。取材対象としての素材をよく見つけたなと感じたが、番組に緊張感や 盛り上げる場面がなくメリハリが利いていなかった。

会社の発言

 

○“窓をあけて九州”は、九州6局持ち回りでRKKでは年間8作品を制作している。各社の社内審査を経て、2月に年間の コンクールを行い、若手の育成やベテランの制作力の見せ場となっている。

 

<番組審議会事務局>

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