このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成17年12月1日(木)第498回
開催場所
ホテル日航熊本
出席委員
吉丸良治委員長他委員8名と永田社長他会社幹部6名が出席
議   題
テレビ『熊本県高校駅伝』

■『デジタルに向けて覚悟を持ってやっていきたい
永田幹郎
社長

全九州のテレビ局に対して、デジタル放送の予備免許が11月15日に交付され、 予備免許に当たって竹中平蔵総務大臣から次のような要請があった。

地上テレビジョン放送は国民生活に欠くことのできない基幹的情報提供メディア であり、そのデジタル化は、家庭におけるIT基盤を形成し、日本発の新しいIT社会 構築の原動力となるもの。放送法及び電波法の目的に沿って、その円滑な普及を 図り、放送普及基本計画の規定に沿って地上アナログ放送からの移行を完了する ため、特に次の事項に配慮すること。
  • @高画質・高音質放送番組の一層の充実と双方向機能を生かした放送サービス、 移動体での受信にも対応する放送サービスの早期実施に努めること。
  • A字幕放送、解説放送等の視聴覚障害者及び高齢者に十分に配慮した放送番組 をできる限り多く設けるよう努めること。
  • B2011年(平成23年)にアナログ放送を終了する放送普及基本計画に従って、 できるだけ早い段階でアナログ放送の放送区域と同等の区域においてデジタル放送が 可能となるよう、中継局の積極的な建設に努めること。
  • C地上テレビジョン放送のデジタル化の意義、デジタル放送の開始時期やエリア拡大、 アナログ周波数変更対策の実施等に関する周知・広報に努めること。また、視聴者 相談室等の視聴者からの相談窓口機能を活用し、デジタル放送に関する各種問合せ、 相談等に積極的に対応するよう努めること。
要請に対して、デジタルに向けてどういう番組を作るか、十分検討して覚悟を持って やっていきたい。

テレビ番組について 

『熊本県高校駅伝』
放送 11月5日 土曜日 午後3時30分〜午後5時30分
この番組は、11月5日に開催された高校駅伝の熊本県大会を中継録画して放送したものです。

委員の発言
◎“RKKスポーツ”の聞きなれたテーマ音楽で番組がスタートし、駅伝の醍醐味が肌で 感じられる素晴らしい番組だった。

◎実況の山崎さんは大変上手で、駅伝を良く勉強していると思った。また、実況、解説、 レポーターの連携ぶりや事前の取材量もすごかった。

◎下位のチームにももっとスポットを当てて欲しかった。ただ、県立聾学校とひのくに高等 養護学校の合同チームが初出場しているという紹介等は良かった。

◎押さえどころはきちんと撮ってあるが、選手の出身中学のテロップや各チームの記録も 最後まで知りたかった。どの学校にもドラマがあり、エールを送れるような番組になれば良い。

会社の発言

○駅伝の中継は、物理的にもノウハウ的にも非常に難しいので、高校駅伝の県大会を ローカル局がやっているところは全国的に見てもありません。これまで各現場のプロデューサー、ディレ クターが努力を重ね、アナウンサーや技術スタッフと協働しながら、今年で9回目を数え、番組として確立してきた。

<番組審議会事務局>

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