このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成19年5月10日(木)第512回
開催場所
熊本放送 本社第4会議室
出席委員
入部祥子委員長他委員8名と永田社長他会社幹部6名が出席
議   題
ラジオ番組『カウントダウン レディオ』 

■『多チャンネル時代到来、番組の質の向上が必須
永田幹郎
社長

大変危惧していた放送法改正案が見送りとなった様で安堵している。当社の業績は前年比の103.4%と大変好調で、営業利益はデジタル投資が大きく影響し若干の黒字という状況。経常利益は依然として黒字で経常利益率は前年比60%程度。番組の質の向上が多チャンネル時代を生き抜く為に必要であり、テレビというメディアが一つの試練を迎えていると痛感する。今後ともラジオ、テレビ共に、営業、制作において十分気合を入れてやっていきたい。


ラジオ番組について 

『カウントダウン レディオ』
放送 毎週日曜日 午後0時10分〜午後2時00分まで
この番組は男性DJ2人が、音楽を中心にして映画、本、ニュースをランキング式で紹介する
4月に新しくスタートした番組。

委員の発言


◎日曜日の午後に気楽に楽しめる番組。

◎ラジオを聴いた後にも、紹介された映画や本を観たり読んだりという色々な選択肢も提案されており、多面的に楽しめる番組の構成になっている。

◎声質は似ていたが、男性二人の軽快なトークも新鮮で良かったし、大人も聴けるような幅広い社会的なニュースもきちんと取り入れていた。

◎洋楽のときはテンポを速く、別のコーナーではゆっくりしたスピードで話すなど、
不特定多数のリスナーへの配慮がなされていると感じた。

◎全熊本ランキングといいながら他の全国番組となんら変わりなく、何が熊本情報なのかが伝わってこなかった。“番組独自”の基準も曖昧。

◎自説なのか収集した情報をそのまま言っているのか判別しかねる部分があった。
誤解を招かないようにしたほうが良い。

より多くの人に聴いてもらうのであれば、女性の視点が入るのもいいと感じた。

 

会社の発言

○日曜日の午後リスナーを邪魔することなく、心地よく、2時間近くの時間を過ごして頂きたいという考え方で4月に新しくスタートした番組。

○映画のランキングの“独自”はインターネットでのサイトや興行成績ランキング、等を参考にして決定している。

○AMラジオは最終的には何を語れるか、である。DJ二人にはそれを徹底して考えさせ、勉強させている。

<番組審議会事務局>

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