このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成19年7月12日(木)第514回
開催場所
熊本放送 本社第4会議室
出席委員
入部祥子委員長他委員8名と笠社長他会社幹部4名が出席
議   題
テレビ番組『ムーヴ2007 日韓学生〜ボクたちの取材旅行』

■『キーワードは"愛"と"知識"』
笠 日出臣
社長

「6月の株主総会、取締役会で代表取締役社長に就任致しました。今後とも健全な番組づくり、活発な地域活動を行っていく所存です。去年の12月には我々放送業界での大きな変化であるデジタル放送を大過なくスタートすることが出来ました。ひとつの山を越えたといえますが、これからはそれぞれの局の主体性が問われる第2ステージがスタートする。“愛”と“知識”をキーワードに、地域から愛される前に主体的に地域を愛し、未知の知識を積極的に習得していく姿勢で、今後もRKKグループ全体で地域密着活動を進め、放送局の主体性が求められる多チャンネル、多メディア時代を乗り切っていきたいと考えています。」


テレビ番組について 

『ムーヴ2007  日韓学生〜ボクたちの取材旅行』
放送 平成19年6月20日 曜日 午前1時50分〜午前2時20分まで。
この番組は九州各局が持ち回りで制作をし企画コンペを経て放送する
ムーヴ2007」において、日本と韓国の大学生がお互いの国を訪れ取材する様子を追った番組。

委員の発言

◎大学生がお互いの国を訪れて歴史について取材をするという発想が面白い。

◎重いテーマだが楽しく見られ、勉強になった。若い人にも是非見て欲しい番組。

◎現代の日本の子供達も歴史上の事実を正しく学んでもらいたいと感じた。

◎日韓の歴史教育の違いや学生達の歴史観の違いが良く出ていた。若い人たちが実際に行って先ずは異文化に触れる事、学ぶ事が大事だと思った。

◎参加した10人の学生には、取材前の気持ちと取材を終えての感想も話して欲しかった。

◎この番組を通して何を視聴者に伝えるのかよくわからなかった。色んな疑問点が残り、消化不良の感があった。

◎日韓の学生が互いに質問しあったり、主張したりの場面があれば良かった。

会社の発言

 

○日本と韓国が互いに隣の国を知り考えるには、若い学生達の目を通して、実際に訪問して見て触れて学ぶべきではないかという趣旨で企画した。

○リアルに学生達が動いているのを視聴者が見た時に、知る事は大事だと感じてもらいたかったことと、日韓関係を考える一つのきっかけになればとの意図があり、それ以上に踏み込むテーマ設定はしなかった。

○元々が1時間番組で、様々な状況説明は時間の関係上省略したのが実情。

 

<番組審議会事務局>

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