このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成19年9月5日(水)第515回
開催場所
熊本放送 本社第4会議室
出席委員
入部祥子委員長他委員7名と笠社長他会社幹部5名が出席
議   題
ラジオ番組『ラジオおもしろ肥後狂句工房!』 

■『メディアリテラシーはメディア側が推進を
笠 日出臣
社長

RKKで連日放送していた「世界陸上」も幕を閉じた。私も大阪での開会式に参加して、 真夏の大阪の厳しい暑さを体験した。JNNではスタッフ800人を動員して放送したが、 今後色んな点で反省、総括がなされると思う。 政治の空白状態が続く中、先の国会に上程された放送法改正案も今後どうなるか不透明だが、 デジタル化は着々と進んいる。熊本では10月の人吉、水俣のデジタル開局により91%の家庭で デジタル視聴が可能となる。多チャンネル、多メディア時代への突入であり、メディアリテラシーの 問題のさらなる顕在化が予想される。メディアリテラシーとは番組や情報を読み解く力という意味。 視聴者との接点は様々なケースがある。主体的に視聴者が判断する力が要請されるが、 メディア側の推進が必須であると考えている。


ラジオ番組について 

『ラジオおもしろ肥後狂句工房!』
放送 毎週日曜日 午後6時30分〜午後7時00分まで
この番組はばってん荒川さんが出演されていた『ばってん荒川ぴら〜っと登場』 での人気コーナーを、荒川さん亡き後、今年の4月から放送時間を変更してタイトルも新たに スタートしたもの。

委員の発言
◎パーソナリティ二人の会話のテンポ、熊本弁が心良く、言葉使いに好感が持てた。

◎コンビネーションが良くほっと癒やされるような番組。

◎肥後狂句の面白さや言葉遊び的な要素、魅力を理解するところが出来た。

◎狂句は日本の文化、肥後狂句は熊本の文化なので、これからも広めて欲しい。

◎俳句甲子園の例もあるので、若者らしい現代感覚に富んだ新しい肥後狂句も聴いてみたい。若者参加の特番も年に一度ほど放送するのも面白いと思う。

◎一人くらい俳句を作った方本人の声を電話で繋いで番組に入れれば面白いと思う。

◎狂句とは何か、俳句、短歌等の由来とか、他の地域の狂句との違いなど堅苦しくない程度に織り交ぜてもらえればと思う。

会社の発言

○ばってん荒川さんが亡き後、熊本らしい言葉遊び、肥後狂句を失くしてはいけない、失くしたくないという強い思いから番組を立ち上げた。

○ターゲットとしては50歳代以上の男女だが、当然若い人にも肥後狂句に馴染んで欲しいという考え方も持っている。

○機会があれば、高校生対抗などの形で、肥後狂句の言葉遊びを面白がってもらえるような特別番組をやってみたいとは思っている。

<番組審議会事務局>

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