◎熊本城築城400年記念番組としてダイナミックな企画で、テンポの良い番組だった。
◎熊本城の本丸復元をメインにするところを、あえて城を作った加藤清正、そして加藤清正が城を作ったこと自体ではなく、加藤清正そのものを現在に至るまで追った熊本ならではの素敵な番組。
◎随所に登場される案内役の立松和平さんは、最初は物足りなさを感じたが、
見ているうちに彼自身の言葉や質問で清正を丁寧に浮き彫りにしている感じがして好感が持てた。
◎庶民の目線で加藤清正を捉えようという意欲が見て取れ、分かり易かった。
◎熊本に生まれながら清正に関する知識のないまま育っているので、番組の情報は有意義だった。それを地元の局が制作する意義は大きい。
◎内容が盛りだくさんで、かえって欲張り過ぎた感じがした。特に最後がかけ足になったという印象を持った。
◎全体を通して内容があまりにも多く、資料もふんだんに使ってあり加藤清正に興味がある人にとっては中身の濃い内容だったと思うが、難しすぎて一方的でくたびれる1時間だった。
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