このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成23年6月2日(木)第553回
開催場所
熊本放送6階 第4会義室
出席委員
古荘委員長他委員8名と浅山社長他会社側7名が出席
議   題
『TBSのネット番組について 』


 

『TBSのネット番組について』
今回はTBSのネット番組について、報道、ドラマ、バラエティの区別なく自由に感想、意見を求めた。 

委員の発言

◎表面だけで深みのないニュースは面白くない。どのテレビ局も特色のない同じ内容のニュースばかり。そして全てのテレビ局に共通するが、地方の目線というか、地方を軽視した東京目線のニュースが多くて、私の頭に無意識にニュースへの拒否反応が働いている。

◎IAEAの報告書に関して『ニュース23 X』では非常に簡単な報道だったのが疑問。BBCやABCなど海外メディアでもこの報告書が出た事をかなり大きく取り上げられているのに、番組の最後の方で30秒ほどしか報告してなかった。

◎『ひるおび』はゆっくりで茶の間で見ている分にはいい番組だと思うが、休憩時間や限られた時間内で見る番組としては、 ニュースをいちいちフリップをめくって伝えたりしてちょっとくど過ぎる時がある。間に長い通販番組の宣伝を入れてあると、 そこでチャンネルを変えたくなる。

◎『生まれる。』は障害の事、高齢出産の事などに触れていてかなり際どい、難しい内容のものに挑戦していると思う。ただ、自分の周りでこの番組が話題になることはあまりなく、せっかくならばもう少し宣伝やアプローチを変えて教育的な部分にもっていく方法でもいいと思った。

『ザ・今夜はヒストリー』は娯楽の要素を含めながら歴史的好奇心を満足させてくれるもの。『教科書にのせたい!』も世界史に関わること。 この春の新番組には教養娯楽という色合いが濃く非常に嬉しく思う。

会社の発言


○基本的にTBSのニュースに対する考え方は、定時ニュース的な通常の夕方のニュースや『ニュース23 X』ではストレートニュースの意義を大事にして、真実を掘り下げていくよりも真実は何だというような視点を中心にしている。一方土曜日夕方の『報道特集』は本質が何かを徹底的に検証していく、これがTBSのニュースに対する基本的な考え方と聞いている。


<番組審議会事務局>

審議会インデックス

e-mail