このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成23年9月1日(木)第555回
開催場所
熊本放送6階 第4会義室
出席委員
古荘委員長他委員8名と浅山社長他会社側9名が出席
議   題
テレビ番組『窓をあけて九州  かるた魂(スピリッツ)〜鹿本百部の夏〜 』


テレビ番組について 

『窓をあけて九州  かるた魂(スピリッツ)〜鹿本百部の夏〜』
放送 平成23年8月14日 日曜日 午前1000分〜午前10時15分まで。
この番組は九州で頑張っている人を取り上げ、紹介する九州ネットの15分番組。今回は「かるた甲子園」を目指した、鹿本百部(鹿本高校百人一首競技かるた部)の熱い夏を追いかけた。

委員の発言

◎取り上げてある競技かるたには、かるたの静かなイメージにスポーツ的な動の部分もあって、素材としてよく選ばれているという印象。

◎懐かしさと温かさを感じたいい番組だった。ちょうど高校野球をやっている時期 だったが、青春は甲子園だけではないと感じました。色んなところで若者は頑張っていると実感した番組。

◎熊本の高校生は素直でいいという爽やかな気持ちで最後まで楽しく見た。

◎場面ごとの状況判断の大事さ、チームとしてのお互いの信頼関係、上手くいかなくても切り替えるなどマネージメントという観点からみても面白かった。

何も問題なくさーっと見終わってしまった感じ。番組としてはそれで満点かなとも
思う一方で、ちょっと物足りなさを感じる。

◎ルールをきちんと説明した方が良かったのではないか。最後の対戦、勝つか負けるか大事な一戦では最後の盛り上がりという意味でも、どうなれば勝つのか、 どんな風になれば負けるのかという説明が欲しかった

◎安易に作ってあるドラマであれば優勝するのだろうが、やはり現実は甘くなく、頑張ったのだけど最後に負けてしまったが、真実のドラマという感じがして逆に良かった。若い人には今を大事にして欲しいと思ったし、若いっていいなと感じた

◎題材的には地味な部活だと思うが、40人という大所帯でもあるし、その中で8人ないし5人が選ばれているわけなので、チーム内だけでなく部全体の関わりまで見られたら良かった。

会社の発言


○すんなり流れは出来ているのだが、肉付けになるシーンがうまく撮れていないという状況。悩みや葛藤、チームがまとまっていく過程というものをうまく描けていなかった。また、強い言葉等もなかったので説得力に欠けた感はある。

ルールはきちんと先ず説明するべきだった。それを見た上でないと理解出来ない部分もある。加えて、ある意味スポーツでもある競技かるたになぜチームワークが必要か、 競技かるたそのものの魅力に関しても説明不足だったのではないかと思っている。

<番組審議会事務局>

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