このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成24年5月10日(木)第562回
開催場所
熊本放送 6階 第4会議室
出席委員
谷口委員長他委員8名と浅山社長他会社側8名が出席
議   題
テレビ番組『ダイドードリンコスペシャル「天草灘に春来る!〜富岡稲荷神社初午大祭〜」』


テレビ番組について 

『ダイドードリンコスペシャル「天草灘に春来る!〜富岡稲荷神社初午大祭〜」』
放送 4月15日(日) 午後400分〜午後4時54分まで。
この番組はスポンサーの「祭りを元気にする事は地域を元気にし、日本を元気にする」という企業理念の基に協賛、制作作られている番組。10年前から番組自体は放送されており、RKKは6年前から関わっている。

委員の発言

◎町興しに積極的に関わるというテレビの新しい可能性を見せてたもらった。

◎最近はイベントとして新しく始められた祭りが目立っている気がするが、今回取り上げた祭りは昔から受け継がれてきたその地域だから生まれた祭りで、その地域の歴史と文化とそこに生活する住民の息遣いを感じた。

◎熊本県内の過疎の町、廃れていった祭りはたくさんあると思うが、そういうところにも元気を与えられると思った。

◎地域のこういったお祭りをドキュメントとして記録すること自体が、地域の活性化を非常に手助けすると思う。地方局の重要な一つの使命、素晴らしい地域貢献の一つではないかと感じた。

スポンサーの経営哲学が素晴らしい。何度も何度もコマーシャルにあった“日本を元気にしたい”というのが根底にあって、それを “地域を元気にする、絆を再構築する”という視点から番組がつくってあって非常に感動した。

◎来年は放送しないにしてもある種フォローをするといいと思う。町がどのように変わっていくのか、また七つが全部揃う時にはまたニュースくらいで取り上げるのは可能ではないかと思う

◎たくさんの人に見てもらうためには日曜日の16時という放送時間は、 ちょっと厳しかったと思った。もう少し時間帯を動かせるものならば、よりたくさんの人に見てもらえたのでは

◎この奉納を再開させよう、復活させようとお考えになられた動機が 一体どこにあるのかが、今一つよくわからなかった。

会社の発言

○毎年はない祭りで何年かに一回しかない、それも瀕死の状態、風前の灯火の状態であるというのを聞き、こういった祭りを取り上げると いうのも私達ローカル局の仕事の一つではないかと思い、1時間の番組が出来るという確証はなかったが取り組んでみた。

○当日は雷も鳴る大雨で、普段だったら取り止めるくらいの天候だったが、予定していたところの一つの町内も欠ける事なく皆さんが出して下さったおかげでなんとか番組を作る事が出来た。ここまで通ってくれたから、 というような気持ちだったと、後々聞いた。

○スポンサーは“祭りを元気にする事は地域を元気にし、日本を元気にする”という企業理念の基に協賛されている。そしてそれは祭りを通じて民族文化を映像として後々残すと いう部分にも繋がる。ローカルテレビの可能性や地域密着にも繋がるという意味で、一緒にやる意義が大きな番組

<番組審議会事務局>

審議会インデックス

e-mail