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このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成25年5月9日(木)第572回
開催場所
熊本放送 6階 第4会議室
出席委員
谷口委員長他委員8名と浅山社長他会社側10名が出席
議   題
テレビ番組『進まん 同心の友 〜済々黌55年の時空を超えて〜』


テレビ番組について 

『進まん 同心の友 〜済々黌55年の時空を超えて〜』
放送 4月17日 午後8時00分〜午後8時54分まで。
この番組は、文武両道を校風とする済々黌が春の選抜高校野球大会に55年ぶりに出場した模様を中心に、現代の済々黌気質、そしてOBの回顧も織り交ぜながら済々黌の今と歴史等を描いた報道特別番組。

委員の発言

 

◎野球部員と監督だけでなく、在校生、応援団、吹奏楽部、卒業生、他の部活の部員等、 非常に多種の関係者に取材しているところが良かった。しかもそれぞれのコメントが非常に面白かった。

◎取材する側とされる側の信頼関係が伝わってきた。取材対象の自然な姿が映像に現れていて、広がりと深みのある番組に仕上がっていた。

◎在校生が語る自身の将来の夢が思いの外しっかりしていた。 日本の未来について期待が持てると思った。

◎"済々黌トリビア"は、インパクトがあり番組のリズムを作っているように感じた。内容も深く、思わず納得してしまうものだった。

◎もし他の学校だったら果たして、このような番組は出来ていただろうか。県立高校の快挙とはいえ愛校心が強く絆が深い済々黌だったからこそ、この番組は成立したのだと思う。

◎日本の科学技術の最先端にいらっしゃる卒業生のコメントがいかにも人間臭く、飾らない言葉だった。済々黌で学んだ人らしく朴訥誠実な感じがして非常に良かった

◎応援の規模や盛り上がり方など他の出場校には見られないものだったので、その点も取材して欲しかったし、相手のチームの応援団などが済々黌側の応援をどのように感じたのか知りたかった

◎甲子園での対戦相手や県内のライバル校からの済々黌の評価があっても良かったのではないか

◎進学校でもあるので必死に勉強している在校生の姿が多少あっても良かったと思う

以前は優秀な生徒を集める事が出来ない公立高校ゆえに、済々黌はその伝統を守るために県下一厳しい練習で鍛え上げる事で有名だった。監督が今の自主性に辿り着かくまでには、もの凄い葛藤があったと聞いている。寡黙な監督だけにその事には触れられなかったが、一朝一夕の自主性にあらずという事を伝えて欲しかった。


会社の発言

○報道部の記者とテレビ制作部のディレクター二人が取り組んだ、初めての1時間番組。
視聴率は7.6%で、通常水曜日の20時台は5〜7%くらいなので合格点と言える。

○甲子園の映像はプレー、応援の様子や宿舎でのインタビューも含めて3分に納めなくてはならないという厳しい高野連ルールの下での制作だった。

身近に感じられるように、いわゆるデジカメといわれる小さいハンディタイプのカメラで撮影をし、距離感を縮めていくやり方をとった

<番組審議会事務局>

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