このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成25年9月5日(木)第575回
開催場所
熊本放送 6階 第4会議室
出席委員
岩下副委員長他委員4名と浅山社長他会社側10名が出席
議   題
テレビ番組 報道特別番組『 子ども達のアツい夏! 参勤交代九州横断徒歩の旅
                     〜ガンバレガール! マケルナボーイ!完全密着7日間』


テレビ番組について 

『 子ども達のアツい夏! 参勤交代九州横断徒歩の旅
       〜ガンバレガール! マケルナボーイ!完全密着7日間』
放送 8月28日 午後8時00分〜午後8時54分まで。
この番組は、毎年夏に企画されている参勤交代九州横断徒歩の旅に同行取材し、豊後街道125キロを完歩した166人の子供たちのがんばりと、それをサポートする大学生達の成長を紹介した報道特別番組。

委員の発言

◎密着取材をしてイベントやハプニング、こういったものを事細かく紹介していた。構成に起承転結があり上手くまとめられており、笑顔と泣き顔が印象的な番組だった。

◎連日の猛暑やホームシックと闘いながら涙をぬぐい、歯を食いしばりながら頑張った様子がよく伝わって来て感動した。

◎番組の底流に、36年間続いてきた理由を解明するという意図があり、代表者の苦労話や引率スタッフの学生の働きぶり、指導すべきところでは厳しく意見するという場面を挿入してあり、組織的な基盤の固さが伝わってきた。学力偏重の時代の中で、夏休みに1週間貴重な体験を子供たちに提供するという社会的意義がよくわかり、さわやかな印象を受けた。

◎この参勤交代の旅の目的は、単に今の子供達を逞しく育てるだけではなくサポートする大学生達の成長の機会でもあったという事をこの番組で初めて知ったしこの旅に対する認識を新たにしてくれた。

◎人と人が助け合い、触れ合いながら成長するという人間社会の原点に関わる課題に取り組んだすばらしい番組だった。

◎カメラ技術の高さ、映像の素晴らしさに驚いた。子供達の汗、陽炎、緑の山々、空から
俯瞰して撮った画像等、画像の美しさも感動を伝える大きな要因であったと思う

◎子供達の成長の様子が比較的さらっと流されて、リーダーの学生さん達の方が少し前面に出過ぎていたような感じがした。キッズキャンペーンの対象に大学生が入るならそれでいいが、 もっと子供達の方を深く掘り下げても良いのではないかと思った

◎夕飯の親子丼でホームシックを誘発しながら親への手紙を書かせる等、家族の“絆”を思い起こさせる演出になっていて良く出来ていると感心した

◎番組の中では沢山の子供たちの様々な表情が映し出されていたが、場面による表情の違いがもう少しわかるよう、数人に絞り込んで取り上げてみても良かったという気がした

親の勧めではなくて、自分の意思で参加した子供が何人くらいいたのか知りたかった。

会社の発言

○この旅は毎年取材しており夕方のニュースの中で企画として紹介しているもの。今年は開局60周年のキッズキャンペーンに合わせ一時間の番組にした。かなりハードな取材なので、例年若い記者を同行させている。

事前取材もしていたリーダー達や主催側、そして旅自体の仕組みに気を取られてしまい、子供の声や表情をもっとたくさん盛り込んでいくという部分でのバランスを欠いたところもあったと思う

<番組審議会事務局>

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