このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成25年11月7日(木)第577回
開催場所
熊本放送 6階 第4会議室
出席委員
谷口委員長他委員7名と村上専務他会社側7名が出席
議   題
テレビ番組 『 週刊山崎くん 夏休みの思い出〜子どもたちの夏』


テレビ番組について 

『 週刊山崎くん 夏休みの思い出〜子どもたちの夏』
放送 9月18日 午後8時00分〜午後8時54分まで。
この番組は、4組の子供たちがそれぞれの夏休みに様々なチャレンジをし、その過程を通して成長していく様子を紹介した1時間番組。

委員の発言

◎子供だけで旅行をして解らない事を人に積極的に聞いたり、知らない人から助けてもらったりという経験は昔は大人になる過程で必ず経験するもの だったが、マイカーが増えて公共の交通機関で移動する機会が減った現在、経験させたくても難しい。2人の小学生が親切にしてくれるおばあさんに対して、戸惑っているところが今の小学生らしい反応ではないかと思った。

◎自分も小学生の時に祖母の住んでいる町まで1人で行った時の事を思い出した。その時の心細さ等が蘇ってきた。

◎カメラのアングルを極力、子供の目線の高さに据えて映すというところに好感が持てた。

◎恐らくずっとスタッフとカメラマンがそばにいたと思うが、途中子供達は 全くスタッフに助けを求めるでもなく、カメラを意識するでもなく自然に振舞っていたのがとても不思議だった。

◎子育てが終わった私としては今の親御さんの事情も垣間見られて良かった。登場した子供達は愛情一杯に育っていてなんと幸せなのだろうと思い胸が熱くなった。

◎嫌な事件ばかりがニュースで流れる中、こういう番組を見られてほっとした。その反面、日本も格差社会というか、本当にこういう幸せな子供達もいれば、大変な子供達がいる。そういう格差が大きくなっている現実もまた感じた

◎以前だと子供を旅に出したら先ず心配だという言葉が出たと思うが、今回どのお母さんも心配とは言わずに子供がいなくて寂しいと言っていた。今の親子関係を気づかされたひとコマだった

◎他にも小学校高学年、高校生など違う世代の夏休みの過ごし方、思い出を取り上げても良かったのではないか

◎初めてのキャンプでの子供のコメントで“帰りたくない”というのがあったが、後でもう同じようなコメントが出てきた。二回も繰り返す必要があったのか

会社の発言

 

○せっかくの1時間枠なので、取り上げられやすい何かに秀でた子供に焦点を当てるのではなく、どこにでもいる子供の何気ない日常生活の中にある喜びや悲しみを描きたかった。夏休みを通して、普通の子供の人生の一瞬、瞬間を描く。そこを軸にした物語を作りたいと思い今回企画した。

○取材する中で、慎重に気をつけ大事にしていたのは子供の目線にカメラのアングルをあわせること。そしてマイクは大きなガンマイクを使わず、 ピンマイクを子供たちに付けた。最初はマイクを意識していた子供たちも、すぐにマイクの存在を忘れてくれて自然な様子、会話を収録できた。

取材を始める頃にはすでに夏休みに突入していたこともあり、対象となる子供は非常に短期間で選ばなければならなかった。知り合いに頼んだり、紹介してもらったりして決めた

 

<番組審議会事務局>

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