このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成26年9月4日(木)第585回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
谷口委員長他委員7と秋岡社長他会社側7名が出席
議   題

テレビ番組 『週刊山崎くん 20周年目の挑戦 日本一の富士山制覇』



テレビ番組について 

『週刊山崎くん 20周年目の挑戦 日本一の富士山制覇 』
放送 8月6日(水) 午後7時00分〜午後7時54分まで(前編)。8月13日(水) 午後7時00分〜午後7時54分まで(後編)。
この番組は、ゴールデン枠のローカル番組として定着している「週刊山崎くん」の放送開始20周年を記念して、出演者が富士山登頂を目指す様子を記録した番組である。

委員の発言

◎20周年チャレンジの特別番組ということで、富士山が世界文化遺産で注目を浴びていることもあってとてもタイムリーだった。

◎富士山というと雪を被ったイメージがあるが、そのイメージを払拭する映像が沢山あった。登山班と撮影するスタッフの苦労と助け合いの構成もよかった。

◎出演者のみならず、ディレクターやカメラマンにとっても20年間の集大成のような意気込みを感じた。多くのキー局で富士登山は取り上げられているが、熊本放送ならではの視点と作り方を感じた。

◎山崎くんと言えばグルメの紹介というのが番組のカラーだが、女性二人のリポートはとても楽しかったし、食べてみたいと思った。Tシャツのデザインなどの取り上げもよかった。

◎1合目、2合目といった区切りごとに、標高の分かりやすい説明があり、高度と共に変わる登山道の状況等を具体的に理解することができた。

◎小岱山や阿蘇、国見岳を越えたというような地方色を混ぜた表現が地元を意識していた。要さんの駄々っ子ぶりは番組の最高の見せ場だった。

◎人との出会いを大事にしている番組らしく、色々な人との出会いや交流が上手く表現されていた。お互い助け合って成し遂げるという事も一つのテーマだと思った。

◎帰りつくまでが登山なので、無事にメンバーが下山したという所にも触れてほしかった。

◎初めて見る視聴者にとっては、メンバーのやりとりだけでは、視聴者を惹きつけることは難しかったのではないか。

◎一緒に登山メンバーとして富士山を目指した岩崎さんの存在が最後まではっきりしなかった。

◎週刊山崎くんでなぜ富士山登山なのかというのが最後までよく分からなかった。

◎いつも見る家内が、富士山には登らないからといって見なかった。

◎参加者が助け合って荷物を分け合うシーンなどは、より効果的な音楽で盛り上げるなどあればよかった。

◎樹海や伏流水が湧き出す遊水地など、富士山周辺にしかないスポットの紹介等も入れてほしかった。

◎グルメは見る人が色々いるのを意識したからだろうが、せっかく富士山に登っているので、もう少し富士山に集中してほしかった。

会社の発言

○熊本の人にとっても非常に興味がある題材であろう富士山登頂を今回の20周年の一番大きな企画として採用し、番組を作った。

○一般の方の参加は、登山者が内輪になってしまうことを避けるためだったが、取材や説明が不足であった。

○頂上が氷点下0度と非常に厳しい状況で、下りる時もスタッフが疲労しており、下山時は撮影をしなかった。

○地域再発見をイメージ出来るようなテーマを4月から放送しており、20周年で山崎くんが少し変わったというのを視聴者の方に伝えたい。

<番組審議会事務局>

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