このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成27年9月3日(木)第595回
開催場所
熊本放送 6階 第4会議室
出席委員
小野委員長他委員6名と秋岡社長他会社側8名が出席
議   題
ラジオ番組『 荒尾万田坑・三角西港〜おめでとう!世界遺産決定』


ラジオ番組について 

『 荒尾万田坑・三角西港〜おめでとう!世界遺産決定 』
放送: 平成27年7月6日 月曜日 午後0時10分〜午後1時00分まで
この番組は、荒尾・万田坑と三角西港が同年7月6日夜、世界文化遺産に登録されることが決定したことを受け、地域住民や関係者の喜び、登録までの取り組みなどを速報した特別番組である。

委員の発言

◎決定翌日の生放送、約50分のラジオ番組で苦労が多かったことと思うが、特番という形で全体的によくまとめてあった。

◎2人のレポーターが素晴らしい。案内を聴きながら場所のイメージが頭の中に浮かんできて良かった。話の引き出し方も上手だった。

◎決定までの努力や施設の紹介があって、熊本をアピールできる番組。行ってみたいと感じさせた。

◎報道番組としてタイムリーだった。おめでとうという言葉による入り方も聴き手を掴んでいた。

◎内田さんの説明が的確で、定義とか背景、決定までの経過などから入ったので、よく理解できた。

◎放送の中で今日は特番だという事が節目節目に入っていたのは、途中から聴いていた人にとって配慮があった。

◎冒頭の喜びの声は、場の雰囲気や臨場感は伝わってきたが少し長く感じた。価値に触れて欲しかった。

◎内容の精選によっては30分の番組構成でも可能だったのでは。

◎冒頭で地元の人の取材が続いたが、アナウンサーがまとめた、聴きやすい説明があればよかった。

◎万田坑では歩くのに合わせて変わっていく音が聴き取れ、その音と一緒に質問も的確で、キャスターの技量が高かった。逆に三角西港では音の工夫が欲しかった。

◎途中で読み上げられるメッセージが、印象として不足だった。

◎自然を意識し、ゆっくりと低いトーンで伝える事もあっていいと思った。

◎これから世界遺産の話をする時は、光と陰を共に表現した方がいいのではないかと感じた。

◎万田坑と三角西港が日本経済の近代化にどういう役割を果たしたのかという観点からのレポートも欲しかった。

会社の発言

 

○最終的に決まったのが前日の深夜近く、もし決まらなかったらどうしようということもあって、このタイミングで放送できたのが非常によかった。

○放送の時点では県民全体が盛り上げているイメージで、良かったなというような雰囲気だった。今は9月だが、当時の番組と今とであればおそらく違った番組になったと思う。あのタイミングだったのであのインタビュー、多少長めの冒頭部の挿入になった。

○ディレクターとスタッフとで事前にかなり打ち合わせを行い、現地の様子など、情報収集をしてうまく伝えるの重要と考え、ドライリハーサルを何度も行って放送に備えた。

○リスナーからのメッセージについては、どうしても「おめでとう、よかったです」というメッセージが多く、中身のあるメッセージは少なかったかもしれない。あのタイミングで翌日の昼放送というところでは、リスナー全員がそういうムードだったか。

○今回は「おめでとう」だったが、続編をにらみ、より深い歴史的な背景や昔の音の素材なども活用して、PRしていきたい。これで終わることなく次につなげたい。

 

<番組審議会事務局>

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