このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成27年10月1日(木)第596回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
林田副委員長他委員6名と秋岡社長他会社側8名が出席
議   題

テレビ番組 『熊本の“赤”がウマい!〜農家ごはん&漁師ごはん〜』



テレビ番組について 

熊本の“赤”がウマい!〜農家ごはん&漁師ごはん〜
放送:平成27年9月21日(月・祝) 午後2時00分〜午後2時55分
この番組は、料理家のコウケンテツさんと女優の井上晴美さんが熊本の赤い食材をテーマに生産者を訪ねる、JNN九州沖縄地区のネット番組である。

委員の発言

◎映像やインタビューのテンポなどは速からず遅からずちょうどいい。出演者同士の会話や地元の人とのやりとりも硬くなり過ぎず、かといって崩した感じもなく安心して観ることができた。

◎いろんな情報がうまく、濃い内容のものがきちんと整理されていた感じを受けた。

◎生産者や民宿の方の元気の良さが、会話の掛け合いの中でうまく引き出されていた。最後にコウケンテツさん自身が料理を行う構成も上手くいった。

◎赤がうまいというコンセプトを一貫して伝えてあった。会話やナレーションのバランスもよく、テロップや地図の処理も見やすくて効果的であった。

◎レシピを作ってセットで売り込むのは生産者や販売者の課題だが、その辺りの知恵が出てくる番組だった。

◎話の展開に合わせて使われていたBGMがとても面白く、楽しめた。

◎高いところは高く、余裕を持てるところは少し低く、高低が上手く調整されていて番組全体が安定的な印象を受けた。疲労感がなかった。

◎若い人が農家を守っているところが印象的。これまでの方法をそのままに、いろんな仕組みを開発したり研究したり、素晴らしいと感動を受けた。

◎タイトルでまず引き込まれ、その期待を裏切らない番組だった。次の展開を期待させる進行にも引き込まれていった。

◎1回の放送では絶対もったいなく、例えばホテルとか、熊本県の紹介などに使えないかという印象さえ持った。また、農家ごはん編とか漁師ごはん編とか、シリーズ化して分けるとコミュニケーションの部分も広がるのでは。

◎熊本の赤の食材の特徴的なところが沢山盛り込まれ、番組終盤にコウさんが赤の食材を使って料理を作るという番組の企画、構成も素晴らしい。料理も斬新で、是非食べてみたいと感じた。

◎県外向けにたくさん放送できたら、熊本の農業を紹介できるいい宣伝になる。

◎時間に余裕があって地元の人たちの声とかがもっと出てくれば、一層引き立ったのではないか。

◎言葉の内容に合わせたBGMは、余り流し過ぎるとそちらに気を取られるのでバランスが難しい。

◎熊本のトマトという点では、一般的な普通のトマトを紹介してもよかったのではないか。

◎話と口が合っていない部分があった。どうしたのかなという感じだった。

最終的には、レシピがあればまた完璧だったのでは。

会社の発言

○年に2回ほどこのネット番組を作っており、他局の番組も他県へのPRを意識したコンセプトが多く見られる。

○キャスティングした2人の年齢が近く、子育てという共通の話題もあって会話が充実していた。番組時間がもっと長くても良かったと思うくらいであった。

○関東のU局でも放送された。今後も他県ので放送の機会が増えるのでは。

○コメントと口の動きが合わないのは、限られた時間でなるべく多くの情報を伝えようとして用いた手法によるものだが、確かにやや気になった。

<番組審議会事務局>

審議会インデックス

e-mail