◎そもそも、『土曜の番組』自体が真剣に見入る番組ではないので、暮れの時間つぶしには、気楽に、笑って、馬鹿騒ぎして、ちょうどよかったのかもしれない
◎肩の凝らない番組で、アッという間で楽しく見ることができた
◎司会とリポーターを務めた2人の個性がうまく生かされていた。他の出演者を含むやりとりが、予定調和でなく自然体だった
◎カレー調査と元GS店は、県内を調査して回る地域探訪の様相を呈していたが、残念ながらその地域の雰囲気が映像に出ていなかった。その点、名所そっくりの場所では、こじつけ感が無いでもないが、ある程度、場の雰囲気が出ていた
◎この手の番組は、食が話題に上がりやすいのは無理もないと思われるが、カレー調査と元GS店コーナーで、多くの飲食店探訪となっていたので、やや食傷気味となった
◎カレー調査では、安くする理由や秘訣など、元GS店のように店や店員の個性が伝わればよかった。パーソナリティー1人が、数日かけて何食も無理気味にカレーを食べることを好意的にとらえない視聴者も少なからずいたと思う
◎レジェンドおじさんは、会話についていけなかった。高齢者を対象とした企画は、あまり気分の良いものではなかった
◎全てのコーナーで、店の店長などの素人の方々がとても積極的に、落ち着いてその場のノリに合わせて面白いことをやってのけていたことが印象的だった
◎2020年を回顧する番組であれば、『プレイバック2020』をもっと厚くすれば良かったと思う。それぞれのテーマの主人公が過去の取材時点を振り返って今の立場でコメントなど入れるなどの工夫があっても良かったのではないか
◎進行役の二人の距離が近くて、大声で話されたり、笑ったりされているのを見て、大丈夫なのかと心配になった
◎総じて、初めて『土曜の番組』に触れる人を意識した説明や工夫があるとよかった
◎『土曜の番組』は、私たちの日常や「熊本ライフ」に面白さや魅力が隠れていることを、教えてくれる番組だ。これからも「くだらないなぁ」と思いつつ、つい引き込まれてしまう企画を期待している
◎今後も、地域に密着した面白い企画を期待したいと思う
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