このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和3年7月7日(水) 第652回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
竹屋委員長他委員8名と上野社長他会社側7名が出席
議   題
テレビ番組 「新 窓をあけて九州 〜移動動物園がやってきた〜」


テレビ番組について 

テレビ番組 「新 窓をあけて九州 〜移動動物園がやってきた〜」
放送:6月27日(日)10:00〜10:15
子どもたちに癒しを提供し、学びとなるようなふれあいの形を模索する移動動物園を運営する男性の取り組みを紹介。賑やかな移動動物園の舞台裏に密着し、ふれあいを通した子どもたちの変化を見つめる

委員の発言

◎全体として、日曜日の午前中に家族皆で見るのにふさわしい番組内容だった

◎東日本大震災をきっかけに移動動物園を始めた経緯、園長の動物に対する思いから現在の活動内容まで様々な要素が盛り込んでいたが、ナレーションや映像もちょうど良いスピードで、展開が早過ぎるという場面も無く、実質10分程度という短い時間で、とても分かりやすくまとめられていた

◎オープニングが非常に面白かった。まだ暗い夜明け前、鶏の鳴き声が響く中、動物たちが元気よく次々にバスに乗り込む様子。そして、現地に到着し、バスから動物たちが下りてきて移動動物園が始まり、子どもたちが大喜びする。この後どんな展開が待っているのか、ワクワク感、期待感が非常に持てる始まり方だった

◎佐野さんから紡ぎだされるシンプルな言葉をうまく引き出せていた。『子どもは環境を変えられない』『教え育てるというよりも、動物と触れ合うことで本来の姿を引き出す』などは、このような活動をしてこられた方の言葉の重みとして胸に響いた

◎動物との触れ合いの中での学びの場で、自分より弱い相手とのコミュニケーションの取り方という思いやりの観点を作るという姿勢が見えたのは、非常に良かったと思う。こういうのは実は、大人も必要なのではないかという思いも持った

◎触れ合うことは楽しいことだけど、楽しくお互いに過ごすにはルールも必要ということも伝えていて、ただ単に触れ合って可愛い、癒されるで終わらないところが、佐野さんの動物を愛している気持ちと人柄がとても伝わってきた

◎移動動物園の大きなきっかけとなったのが、東日本大震災の経験だったということで、如何に多くの日本人の生き方に影響を与えた出来事だったのかということを改めて実感した

◎佐野さんと奥様、子どもたちの自然体の姿を映し出していて、取材班との信頼関係が終始漂っていた。非常に丁寧な取材だったのだろうと感じた

◎登場人物の一言一言がとても印象的で、言葉の切り取り方、ユーモラス、人間味のあるストーリー展開に感心した

◎子どもたちの喜んでいる表情や、子どもたちと触れ合って喜んでいる動物たちの表情がとても上手に撮影されていた

◎後半で、動物が苦手な子どもに焦点を当てて、動物嫌いな子どもの視点からアプローチをしていくというのは、予想していなかった展開であり、視聴者に対しても飽きを全く感じさせないものになっていた。非常に工夫されていると感じた

◎東日本大震災で宮城へ行って、命の向き合い方が真剣だと感じた佐野さんが、熊本地震を経験してどう感じ、どう思ったのか、ボランティアとしての移動動物園に地震を経験したからこその何か変化があったのか、そういうことも聞いてみたいと思った

◎コロナ禍で大変な状況であるが、九州各県の視聴者にも、今回の番組を通して、熊本から元気や癒しを発信できたのではないかと思う

◎園は高森町にあったが、どんな場所に動物園が位置しているのか、雄大な阿蘇の映像とともに紹介をされるとさらに良かったのではないかと思った

◎最後のシーンで、佐野さんとともに子供の笑顔がもっとはっきりと映し出されていると、もっと良かっと思った


会社の発言

○主人公の、ふれあいの楽しさだけでなく、動物に対しての思いやりや相手の気持ちを考えるきっかけになって欲しいという思いを、番組全体の構成にも応用して制作した

◯主人公は、「リアルな体験にしかできないものがある、触れ合いならではの大切さ」を説いているが、リアルでしか伝わらないものを映像で伝えるために、実際に会場に飛び込んでその場にいるような感覚になれるようなオープニングにした

<番組審議会事務局>

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