このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和3年10月6日(水) 第655回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
新型コロナウイルス感染防止のため、書面審議により実施
議   題
ラジオ番組「よかとこらじお 2021・秋」


ラジオ番組について 

ラジオ番組「よかとこらじお 2021・秋」
放送:9月12日(日)12:30〜14:00
秋の行楽シーズンにお薦めの、熊本県内の「よかとこ」を紹介する情報番組。パーソナリティは奥田 圭と草野 遥。2人が県内各地の「よかとこ」を事前取材し、その模様を交えての、1時間30分の生放送の番組。

委員の発言

◎映像がないラジオながら、県内各地の『よかとこ』の魅力や美味しさが、頭に浮かぶしっかりしたリポートばかりだった

◎奥田圭さんと草野遙さんは、はじめてのコンビだとは思えないような息のあった司会進行だった。とても好感が持てた。ベテランの安定感に伸び盛りの新鮮な風がそよいでいるような印象を持った

◎鉄板で焼ける肉の音やソースの沸騰する音が非常に効果的で印象に残った。香りまで感じるような気分だった。ラジオという音で情報を伝えるメディアの可能性を感じた

◎現場のリアルな音の取り入れ方が非常に現代的で効果的であった。今後もこのような場所に特有な音を活かしたコンテンツに期待したい

◎番組開始の4分間に、圭さんが遙さんに『大丈夫か』を4回使ったことが気になった。3回、4回と続くと発言者の本当の気持ち、つまり不安を表した『大丈夫か』ではないかとリスナーの心理に刷り込まれる。3回目と4回目の『大丈夫か』は不要だったと思う

◎草野遙さんの相手の言葉に対する咄嗟のリスポンスがとても良かった

◎ホームページで事前に情報を公開していることで、リスナーが『予習』して放送を聞くことができ、音声とウェブの相性の良さを感じた

◎コロナ禍でどこにも出かけられずに、我慢の日々を過ごしてきた多くのリスナーにとって、楽しいひと時になったのではないか

◎番組内で紹介された施設や店舗が、リスナーからのよかとこ情報も含めて、県北や阿蘇方面に集中しているように感じた

◎聴いているものがイメージしやすいように、店の人との会話がとても多く、丁寧だった。また、会話の中で説明が不十分と感じたところは、その後に説明を加えるなどしており、興味を持って聴くことができた

◎ラジオは普段聞かない音楽や懐かしい音楽などを聴くことができるところが良いと思う。もう少しリクエスト曲を流してもらいたかった

◎『お父さんはゴルフ…』というコメントがあったが、少々のジェンダー意識の古さを感じた

◎長い時間の番組だったが、臨場感あふれる現地取材が満載で、あっという間に感じた


会社の発言

◯制作意図は、1時間半の放送時間内で熊本を盛り上げるために、お勧めしたいスポットをできるだけ伝えることを前提として、「家にいながらお出かけした気分になってもらうこと」、「感染症対策をしながら実際にお出かけしてもらうこと」の2点

◯情報量が非常に多くなるため、リクエスト曲やフリートーク、リスナーメッセージを随所に盛り込むことで、番組全体を通して「聴きやすさ」を損なわないことに重点を置いた

◯取材先の臨場感をできるだけ活かすことを念頭に置いた。特に、体験や試食をするものについては情景描写を詳しくしてもらい、リアクションや現場の音をあえて前面に出すことで、共感してもらった部分もあるかと思う

<番組審議会事務局>

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