このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和4年3月2日(水) 第659回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
新型コロナウイルス感染防止のため、書面審議により実施
議   題
テレビ番組 「週刊山崎くん〜すごいが勢揃い!メイドイン熊本」


テレビ番組について 

テレビ番組 「週刊山崎くん〜すごいが勢揃い!メイドイン熊本」
放送:2月16日(水)19:00〜19:54
熊本県で作られていて、全国的に注目されている物を特集。大豆から作られた植物肉「ミラクルミート」や、植物由来の樹脂で作られるストロー、耐久性が高い永久保証ソックス、地産地消のアイスクリーム、精肉店が手がける「ジビエ料理の宿」など、サステナブルなスポットや人を宮崎美子らが訪ねた。

委員の発言

◎熊本にこのような素晴らしい取り組みをしている人々がいることを知って、誇らしい気持ちになった

◎構成上少し『食』に偏りすぎていた感があった

◎工夫された番組だった。地元の様々な取り組みをこのようなに紹介することで、熊本にゆかりのある人々に勇気と元気を与える良い番組だった

◎害獣をジビエとして再解釈し消費することを、SDGsの枠組みで語ることが適切なのか

◎宮崎美子さんが、自分の言葉でSDGsのことを分かり易く説明されて、伝える側の役割や視聴者に期待することも含めてコメントをされて素晴らしいまとめをされたと感心した

◎タイトルからはグルメなどが想像しにくく、グルメなどのラインナップに、少し戸惑った。SDGsをあえてタイトルに出さなかった狙いも知りたい

◎1時間番組で8つの話題の紹介があり、詰め込み過ぎの感じがあった。製造技術など高度な内容を含むような場合には6つぐらいの取組に絞って、紹介して頂くと良かったのではないか

◎紹介されるものは知らなかったものがほとんどで、驚きもあり楽しめながらも大変勉強になる番組であった

◎個人でSDGsの取り組みを行うためには、どのようなことを行えばいいのか、きっかけがないとなかなか入り込みにくいという人もいるかと思うが、番組で取り上げられた商品を使用するなど、個人でもSDGsの取り組みを行えるきっかけになる価値ある番組であったと思う

◎売上等の数字面をもう少し詳しく紹介すると、世の中にどれほど広がっているかが分かるなど、より良かったかのではないか

◎全国での採用状況や従来の製品との価格比較など、ビジネスとしての将来性についてのコメントがあれば、もっと良かったと感じた

◎取材映像や担当者のコメント中に『ピンポン』『ピッ』などの擬音が入っていたのは耳障りだった


会社の発言

○SDGsをタイトルに出さなかった理由については、「構えることなく、とっつきやすい文言で視聴者を引き付けたい」ということと「観ていくと、興味深く・良い取り組みをしている人や起業が地元にいる」という、「なんとなくSDGs」的な印象付けが狙いだった。

○グルメのラインアップに戸惑った、というご指摘については「週刊山崎くんはグルメ」と期待している人にも地産地消など身近な所にSDGsは広がっているということを柔らかく知って欲しいという意図だったが、美味しいばかりをクローズアップしてそのグルメに隠れている背景やなぜこれを紹介するのかという説明が足りなかったかもしれない。

○宮崎美子さんの視点や発信力を生かした内容を意識した。何より本人が楽しく取材してくださったことが非常に印象的だった。今後も「熊本の力」を伝えることができるようなSDGsの取り組みを継続して紹介できればと考えている。

<番組審議会事務局>

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