このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和4年5月11日(水) 第661回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
竹屋委員長他 委員7名と上野社長他会社側6名が出席
議   題
ラジオ番組 「ファンキー加藤の調子どう!? くまもとぉぉぉお!!!!」


ラジオ番組について 

ラジオ番組 「ファンキー加藤の調子どう!? くまもとぉぉぉお!!!!」
放送:4月2日(土)19:30〜21:00
ヒップホップユニット「ファンキーモンキーベイビーズ」のファンキー加藤さんを熊本に招き、楽曲やヒップホップについて語る特別番組。

委員の発言

◎ファンキー加藤さんが自由にファンモンの歴史や日本語ラップの歴史を語るという意味では全国にないコアな番組であって、radikoで全国どこからでも聞けるのは、ファンにとってはたまらない番組だったのではないか

◎全国に流しても全く見劣りがしない番組に仕上がっていた。制作者の企画力と、それを実現したRKKラジオの懐の深さ、風通しの良さのようなものを感じた

◎番組全体を通じて、ファンキー加藤さんの人柄が伝わってきた。熊本の話題を積極的に取り上げられていたり、日本語ラップの話も聴取者に分かりやすく伝えようと努力されていたように感じた

◎ファンキー加藤さんの言葉は非常に明瞭で、とても聞きやすく、言葉を大切にされているように感じた。90分聞いていても飽きがこなかった

◎リスナーからのメールを多く紹介し、しかもradikoで聞いている県外リスナーからのメッセージもあり、生放送の特性を活かした番組だった。そして、最近のラジオ需要のようなものも強く感じることができた

◎番組のノリはオールナイトニッポンのような深夜放送のノリで懐かしく感じた

◎番組タイトルの『調子どう!? くまもとぉぉぉお??』という部分と、番組内容の繋がりが分かりにくかった

◎3人の掛け合いもとても楽しく、ノゾミピエナータさんが場を盛り上げて賑やかに穏やかに進めていたのは良かった。ただ、時折、聞きにくい感じもあったので、そこが少し残念だった

◎後半のラップ入門のコーナーがとても面白く、韻の話も興味深かった。ラップやヒップホップファンにはたまらないコーナーだったと思う。実に分かりやすく、日本のラップの歴史が解説されていた

◎英語の韻の説明に関しては、もう少し正確に説明して欲しかった。また、日本語とアメリカのラップの韻、つまり、英語の韻の違いなども説明して欲しかった

◎90分という長い時間をひとりの出演者に任せて、じっくり話をしてもらうという番組は、本当にラジオならではの良さだと思った


会社の発言

○ラジオがどうやったら若い人たちに届くのかということを考えた時に、まずは番組の内容を若者向けにしなければいけない。それでは、若い人たちに受ける文化、内容は何があるのかと考え、広く興味を持ってもらえるのは音楽かと思い、ヒップホップに焦点を絞って作ったというのが今回の企画。

○番組自体は全国から聞いて頂き、メールも2〜300通届いた。番組の中で紹介できたのがほんの一部だったが、時間が許せばもっとリスナーの参加を促していければよかったかと思う。

<番組審議会事務局>

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