このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和4年10月5日(水) 第665回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
竹屋委員長他 委員7名(内、書面報告3名)と上野社長他会社側9名が出席
議   題
テレビ番組「新 窓をあけて九州  この野菜“もじょかど?”」


テレビ番組について 

テレビ番組「新 窓をあけて九州  この野菜“もじょかど?”」
放送:8月21日(日)10:00〜10:15
水俣市にある小さな青果店「もじょか堂」の店主澤井健太郎さんに密着し、地元農家との交流を通して安全安心な食べ物へこだわる思いなどに迫った。

委員の発言

◎番組は掲げている5つのキーワード『再生』『チェンジ』『情熱』『チャレンジ』『地域に生きる』が、わずか正味12分の中に全て盛り込まれていた

◎澤井さんの活動は決して大きなものではなく、水俣を日本全国に発信するような効果をすぐに期待できるようなものではないかもしれないが、未来への希望がここにはあった。まさに人間賛歌のドキュメンタリー番組だった

◎澤井さんの活動というのが単なる青果店というだけではなくて、青果店という舞台を通して水俣の人の思いを届ける、小さな町の発信拠点メディアみたいなのを作っているという、受け取り方をした

◎今回紹介された農家の方々は水俣病の風評被害にさらされてきた方々ではないかと思うが、だからこそ、風評被害に負けない安心安全にこだわった農業をされてきたんだということが、この短い番組の最初から最後まで伝わってきて、それをみんなに知ってほしい、伝えたいと思った澤井さんの気持ちが、『食べ物を作る人が好き、作る人を知ってほしい』と語られた言葉に全て詰まっているように感じた

◎澤井さん自身にもう少し踏み込んだ紹介があってもよかったのではないか。20代で初めて農業に触れたと言われていて、何かきっかけがあったのか、なぜ新しい特産品を作りたいと思ったかなどもっと聞きたかった

◎将来的に、どのような目標や夢を持って活動されているのかについて、番組の中で語って頂くと更に良かったのではないか。また、野菜を購入されているお客さんの感想や評価についても、聴いてみたいと思った

◎最後の博多でのイベントは、参加者の評価も上々で、水俣の食材だからこそ安全安心を訴えられるという、正に澤井さんが想定していたことが実現した場面のひとつではないか。水俣の農家の方々にとっても、今後の取組みに明るい展望が持てたのではないかと感じました


会社の発言

○澤井さんの生き生きとした暮らしや、澤井さんを通して農家の皆さんが頑張ってる姿、水俣という場所であえて作っていることの意味合いとか、そういったことを一番に伝えたいという思いがあった。

○澤井さんには、オーガニック野菜が水俣にあるということを広めていきたいという思いがあり、地元野菜のために、自分ができることは何だろうということを考え続けることが今後も追いかけていくテーマであると考えられている。

<番組審議会事務局>

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