このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和5年6月7日(水) 第672回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
竹屋委員長他 委員6名と坂口社長他会社側7名が出席
議   題
テレビ番組「新 窓をあけて九州 母に着せたかった服 〜アラフィフ姉妹の挑戦〜」


テレビ番組について 

テレビ番組「新 窓をあけて九州 母に着せたかった服 〜アラフィフ姉妹の挑戦〜」
令和5年5月21日(日)10:00〜10:15放送
衣料ブランド「kokomyu」を創業した森田真代さん、坂上くみかさん姉妹に密着し、事業への思いや奮闘する姿を追った。

委員の発言

◎姉妹の仲の良さと明るさ、おおらかさ、とても真剣に仕事に取り組む態度が印象に残った

◎2人の非常におおらかでポジティブな人柄が伝わった。母のために思いついて、企画して実行するというところの思い切りの良さに非常に感心をした

◎2人の会話や他の人々との会話は井戸端会議的で、2人の明るい性格と素人っぽさが出ていて番組の明るいトーンに一役買っていたように思う

◎番組の構成も非常にがわかりやすくできていた

◎起業のきっかけが母の闘病生活に寄り添ったことであり、その母が元々おしゃれで病院で配布されるタイプの入院着に疑問を持ったことというストーリーは、入院経験のある多くの視聴者に共感を呼んだのではないか

◎思いついてそれを実行して商品化するというところまでのスピード感もすごく表れていて、いろんな人からアドバイスを受けて、すぐそれを実行する姿勢というのも、すごく気持ちよく見ることができた

◎前向きにポジティブに捉えて服作りに励む姿は、服作りの話としてだけでなく、誰でも思いがあれば事業経営ができるのだという思いを抱かせたのではないか

◎姉妹のフランクな人柄を表す数々の発言があったが、そういった発言や人柄を引き出すためには、取材する側と取材される側の良好な人間関係があってこそ可能だというふうに感じた

◎生活は本当に大丈夫なのかと、ちょっと心配なった

◎女性の年齢が思いっきり出ていたが、年齢というデリケートなものを出すことについて若干気になった

◎2人が母の介護の前に何をしていたのか、どういう思いで始まったのかというところをもっと知りたかった

◎どういう過程を経て、このデザインになったか、デザインに込めた思いや、自分たちの作りたい服ができた瞬間の気持ちなど盛り込まれていたら、より、2人の気持ちが伝わるのではないかと感じた

◎立ち上げてから3年、全く利益は上がっていない経営状況ではあるが、この2人なら改良に改良を重ね、人の輪を広げて楽しみながら経営を軌道に乗せていくのではないかという予感を持った。この2人に応援のエールを送ると同時に、この2人のように未来に向けて小さな歩みでも確かな希望を持って進んでいけたらと、爽やかな気持ちに多くの視聴者はさせられたのではないかと思う


会社の発言

○最初に2人を知ったのは、1年前の熊日新聞の「すてきびと」という記事から。そこから定期的に連絡を取り、関係性を高めてから、今回の番組制作に至った

○今回の2人は、番組の全体的なテーマでもある「情熱」「挑戦」というワードがまさに当てはまる人と感じながら取材を行った

○今回年齢を出したのは、もちろん本人の了解は得ていたが、この年齢だからこそ挑戦したことが引き立つと考え、年齢を出した

<番組審議会事務局>

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