このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和5年9月6日(水) 第674回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
竹屋委員長他 委員5名と坂口社長他会社側7名が出席
議   題
テレビ番組「世界一の九州が始まる!花咲くアプリ で地球を救え!」


テレビ番組について 

テレビ番組「世界一の九州が始まる! 花咲くアプリ で地球を救え!」
令和5年8月28日(日)10:15〜10:30放送
SDGsをゲーム感覚で学ぶウェブアプリを開発した「カジオ企画」(熊本市)の櫻井真実さんを紹介。

委員の発言

◎熊本でこのようなSDGsのアプリを作って精力的に活動されている方がいることが率直な驚きで、楽しく見させて頂いた。『エデュテインメント』という言葉や、今どきの教育に欠かせないゲームを生かした教育というような今必要な要素が散りばめられて、自身の学びにもなった

◎櫻井さんの非常にパワフルなキャラクターに感銘を受けた。また、彼女の言葉には、非常に印象的なものがあり、興味深く見ることができた

◎櫻井さんが、アプリ『花咲くプラネット』を立ち上げ、アプリ開発会社や、自治体、そして各協賛事業者、大学生達と繋がりを作って展開し深めていく様子は、まるで彼女自身が、色々な場所と人に出会い、仲間を作っていくロールプレイングゲームのキャラクターのようにも見えて興味深かった

◎SDGsについて学ぶ時に、どうしても、いま自分ができることは?という視点で始めることが多く、自分の住んでいる地域や身近なところに目を向けてSDGsを学ぶという視点はとても新鮮だった

◎櫻井さんの説明を聞いている子どもたちの顔が真剣で、そして、とても楽しそうに操作していて、感想を言う生徒たちの目もキラキラしていて、開発に1年をかけたアプリが子どもたちに受け入れられ、ここにも花が咲いたのではないかと感じた場面だった。大人から応援されることの多い子どもたちが、このアプリでは大人の応援をする側にまわる。大人と子供にパートナーシップを持ってもらいたいと話していた思いに繋がるようで、とても素敵なシーンだった

◎このアプリを使ってどういった教育の効果があったのかが気になった。今後もフォローアップの取材をして、学びの評価、教育の効果に関して、子どもたちにどういった意識の変化があって具体的な行動に結びついたのかを取り上げたら非常に面白いのではと感じた

◎字幕のフォントや色が非常に多彩で、ちょっと分かりにくい部分もあった

◎アプリの取込み方の説明や、どのように操作するのかなどの紹介もあっても良かったのではないか

◎花咲くアプリで地球を救えというタイトルの意味がどういうことかを理解するまで時間がかかった

◎デザイン学科の学生たちが書いたアニメのキャラクターは今後どのように活用されるのか、何かアイディアがあればもう少し説明して欲しかった

◎英語の間違いがあり残念だった。『九州は世界一』の英語表現、番組では "Kyusyu is No1 of the world." とあったが、この "of the world" は日本人がよく間違う英語表現。正しくは "in the world" である。また、『世界ナンバーワンへの鍵』の英語表現では "The key to the world's No1”となっていたが、世界ナンバーワンは、the world's No1 ではなく、"the world No1" だ。今後修正されることを望む


会社の発言

○具体的なものや商品を作る題材と違い、基本的にはパソコン上で展開をするものを、いかに分かりやすく見てもらえるかということを、いちばんの念頭に置きながら取材を行った

○まだまだ始まったばかりのアプリで、これから県外へと広がっていく段階。今後も何かの機会で放送で取り上げていきたい

○英語の表記の誤りについては、番組全体を統括している放送局の担当者にも伝え、修正を行いたい

<番組審議会事務局>

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