◎大変爽やかな番組だった。とても見やすくて面白く見させて頂いた。生まれ育った球磨村を走ることで地域貢献・地域活性をしたいという思いがとても伝わってきた
◎印象深い言葉があった。『乗り越えないと達成感が得られない』、『自分で決めたことを正解にする』という、努力してその判断を自分が一番正しい道にしてしまおうという、とても力になる素敵な言葉だった
◎『プレイヤー』という言葉が妙に引っかかった。最初見た時には、サポートをするのではなく、プレイヤーでありたい、注目される側でありたいという意味にとれてしまった。しかし、2回3回繰り返して見るうちに、自分が思う地域の起こし方、より深く人と関わる生き方をしたいという意味だと気がついた。ただ、視聴者は、何度も繰り返して見るわけではないので、私のように勘違いをする人間がいたかもしれない。その番組に関わっていない、まっさらな人に番組を一度見てもらい、どのような印象を受けたかということを検証する作業も必要かと思った
◎今回の番組は、熊本城マラソンと故郷の復興というテーマの中で、マラソンを走ることで、自分自身が得るものであったり、マラソンに自分自身の人生を照らし合わせたような切り口だったが、そこに新鮮な印象を受けた
◎異なる年のことだが同じようなシーンがあったので、画面の隅に、何年のことなのか表示されると分かりやすいと感じた
◎球磨村は、豪雨災害からの復興の途中で、村全体で取り組まれていると思うが、その途中で転職をしたことへの葛藤や戸惑いなどについて、もう少し聞きたかった。その葛藤のような部分がもう少しあると、言葉の重みや深みのようなものが出てきたのではないか
◎新しく始めた観光業の仕事に、もう少しスポットを当て、お客さんの声や、地元の人とお客さんとの交流などの部分がもう少しあると、いいものになったのではないかと感じた
◎熊本の人口減少、熊本豪雨からの復興の歩み、地域振興などと絡められる要素はたくさんあると思うので、今後も地下さんを通して、山間部の集落の営みを定期的に紹介してほしいと思った
◎地下さんが転職する一つの理由となった、この球磨村がなくなるのではないかという危機感。これは、現代社会が直面する非常に大きな社会問題であり、そういう意味ではこの番組は視聴者へ、特に地方に住んでいる人にとっては身近な問題を提供していると思った
◎『35歳のリスタート』というタイトルについて、番組の展開からリスタートに当たるのは、今年ではないのかもしれないということを感じた
◎新しい職場で地下さんがランナーとしての知識や経験を生かして始めた具体的なことを描ければ、なぜ、安定した公務員をやめてまで、新しい職場でマラソンを続けながら熊本の発展のために、どういうふうに貢献しているのかということが、よりわかりやすく伝えることができたのではないか
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