このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和6年6月5日(水) 第682回
開催場所
熊本放送 本社会議室
出席委員
松本委員長他 委員7名と坂口社長他会社側7名が出席
議   題
テレビ番組 「世界一の九州が始まる! 走って満タン!驚異の“自家発電自転車” 」


テレビ番組について 

テレビ番組 「世界一の九州が始まる! 走って満タン!驚異の“自家発電自転車” 」
5月12日(日)10:15〜10:30放送
走りながら発電・充電する自転車を開発し、市場への普及を目指して奮闘する男性を紹介した

委員の発言

◎この番組は、九州発の色々な取り組みを紹介する番組で、色々な発見があるということで、清々しいような気持ちが出てくる、良い番組であるように思った

◎世界を目指すというのは大変なことであり、自分とは違う次元の話だと、つい思いがちだが、身近な九州にも世界を目指す人たちがたくさんいて、その人たちにエールを送ると同時に、実は私たちもやり方によっては世界を目指すことができるということを九州の人たちに知らせたいというコンセプトの番組と思った

◎世界的に持続可能な社会作りというものが進められている中で、エネルギー問題は大きな問題なので、非常にタイムリーな番組だと思った

◎約10分という短い番組だが、映像が効果的に使われているという印象を持った。画の使い方、カットの組み方など、非常に素晴らしいと思った

◎この電動モビリティの最大の特徴である充電不要というところや、災害時の発電も期待できるということで、視聴者も興味関心のある内容であったと思う

◎自ら発電して充電するという機能を、自転車だけにとどめず、将来的にはバイク、自動車など多くの移動手段に活用したいという目標を示した点からも、社会を変えてエネルギー問題を解消する技術になるのではないかという期待感を持った

◎回生エネルギーシステムで、どうしたら抵抗を無くせるのかという部分と、超伝導のところが、特許の絡みや時間的制約もあるのかとは思ったが、なかなか理解がついていけなかった

◎フル充電で2000キロなどという表現が幾つかあったが、公的な機関が裏付けたものなのかが少し気になった。少なくとも注釈として、「自社調べ」などの表現が必要だったのではないか

◎岩下さんの紹介のところで、この方がどういった方なのか、そもそも熊本で起業されて活動されているという背景や、理由は何なのかなというのがとても気になった

◎この電動自転車の実用可能な未来が一体いつごろやってくるのかということが、とても気になった。もしも実用化された場合の想定価格はいくらなのかも、個人的にとても楽しみに感じたので、その辺りも知りたかった


会社の発言

○難しかったのは、電気抵抗をなくすという技術をどこまで踏み込んで紹介できるのかという点。特許申請中でもあり、全てを紹介することができなかった

○人柄としては、ちょっとクールな面もありながら、退路を断った後で考えるようなところもあり、夢と意気込みと言うか、熱い面もある方との印象を受けた

○充電をしない自転車の製作過程での苦労や数字的な裏付けなどは、番組に厚みを持たせるためには必要だったと感じている

<番組審議会事務局>

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