このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和7年2月5日(水) 第688回
開催場所
熊本放送 本社会議室
出席委員
松本委員長他 委員5名と坂口社長他会社側7名が出席
議   題
テレビ番組 「新窓をあけて九州 ベースボール商店街!」


テレビ番組について 

テレビ番組 「新窓をあけて九州 ベースボール商店街!」
1月26日(日)10:00〜10:15 放送 
シャッターが下りる店舗が散見される商店街の一角に設けられた野球教室を取り上げ、様々な思いを胸に野球に取り組む子供たちと、彼らを指導する元甲子園球児であるコーチの優しさにあふれた指導を紹介した。

委員の発言

◎義務教育学校において部活動の地域移行やスポーツ指導における暴力等が最近問題になることがある昨今において、非常に大事な視点を提供する番組だった。

◎番組では野球スクールの様子を伝えるだけではなく、スクール生の少年を通して自己肯定感を高めるなど、子供が成長するための大人の関わり方みたいなものを考えさせられるものだった。

◎商店街の人に見守られながら成長することで、子供たちに商店街への愛着が生まれてくるし、子供の声は商店街の人々のパワーとなっている。商店街で育ったコーチなりの恩返しだろうと感じた。

◎野球教室もしくはチームとしてこの商店街の活動に参加をしていたり、 地域の方との触れ合いみたいなものは何かあるのか。あればそういったところで商店街との関わりも見られて、このベースボール商店街というタイトルが強くリンクするのではないかと考えた。

◎始まって9ヶ月の野球教室ということだが、可能であればフォローをしてこのような取り組みが実を結ぶところまで取材をしていただけるとより良いと思う。

◎取材時点で参加者が100人に達したとあったが、どの地域から来ているのかとか、健軍商店街周辺だけなのかということが気になった。


会社の発言

○この、商店街の中の野球教室を取り上げようと思ったのは、全く別の取材で健軍商店街を訪れところ、すごく楽しそうな声と人だかりができていて何だろうと思って近寄って見てみたら、野球教室の風景が広がっていて面白そうだなと思ったのが入口。

○番組取材当時は100人だったんですが、現在150名程度通っており、生徒さんは周辺の子供たちもいらっしゃるが、遠くは芦北や阿蘇など県内各地から色んな思いを抱えた子供が通っている。

〇商店街のシャッター街化や部活動をどうするとかそういった問題はあるが、そういった部分を直接的にナレーションなどで紹介してしまうと少し落ち込んだような内容になるのかなと思った。通っている子供たちの言葉や見に来ているおじいちゃんおばあちゃん方のインタビューなどの楽しそうな顔で色んな部分を表現できないかなと思い構成を考えた。

<番組審議会事務局>

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