このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和7年6月4日(水) 第692回
開催場所
熊本放送 本社会議室
出席委員
松本委員長他 委員6名と坂口社長他会社側5名が出席
議   題
第6回火曜会ラジオスピリッツ受賞作
ラジオドキュメンタリー「星空の学び舎」


ラジオ番組について 

ラジオ番組 『第6回火曜会ラジオスピリッツ受賞作
4月20日(日)13:00〜13:59 放送
この番組では県内で唯一の夜間中学校を、開校前のオープンキャンパスから取材を始め延べ40日間、1年間をかけて取材し、様々な事情から学びなおしをしている生徒の様子を丹念に描いた。

委員の発言

◎小学校から義務教育が始まって教育を受けるということがある種当たり前のような現代で、その教育の意味というものを改めて考えさせられた。

◎ラジオの特性が活かされた本当にいい番組だった。ぜひ今の中学生や現役の教師たちに聞かせる機会を設けて欲しい。

◎「いくつになってもどこでも学べるということ、何のために学ぶのか、学校にどうしていくのか、学校に行くのは当たり前でないことなどを若い人たちに感じて欲しいと思った。

◎熊本県内では2万人近くが義務教育を修了していないそうだが、そういった人たちが社会に出るためにどのような支援や制度が必要であるかという行政や教育制度の視点が加わると、より多角的な理解に繋がったのではないか。


会社の発言


○自分1人で取材に行くことによって、学校や生徒さんの警戒心が本当になくなるのを実感した。いい機材を持って大勢で行くといい音は録れるが、教室の隅っこで単独で録ることで、本当にナチュラルな音が録れるというメリットもあった。

○取材している中で、こんなに勉強したいと思うものなのだと感じさせられ、日々心動かされるものがあった。

○外国の方を取り上げることも考えたが、テレビと違ってテロップが出せない中、吹き替えなどの手法に迷いがあり今回は登場させなかった。

<番組審議会事務局>

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