剪定は通常葉が落ちてから花が咲くまでの 冬の間に行います。 太陽光線が内側までいっぱい入るような剪定、 中心部の枝をなるべく少なくするような剪定をしてください。
剪定するには、まず残す枝を決めます。 木がある土地の傾斜や高さ、幅などをみて、作業性を考えながら、中心となる枝、主枝は3本程度になるように剪定します。
枝を切るときは皮が剥けない様に下に傷を入れてから切るのがポイントです。 真上に向かって伸びている枝は根本から切りましょう。 そうすると残っている枝に太陽がいっぱい当たっていい梅が成ります。
整枝は将来、主枝を伸ばしたい方向へ支柱を立てます。 支柱は強度がある竹を使用しました。 支柱に沿って梅の枝を結びつけていきます。
最後に、剪定した切り口に乾燥防止剤を塗ります。 きょうは乾いても塗った場所が分かりやすいように 木工ボンドに墨を混ぜたものを用意しました。 枝の太さは人差し指より大きいものを目安に塗ってください。
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