家庭菜園

2009年03月21日
ミカンの剪定とイクリの受粉
ミカンの木は太陽がいっぱい当るように剪定をします。
主枝を3本決め、影を作るような枝は剪定してください。

根元に近い枝の方が養分を多く吸収します。
これらの枝に養分が集中すると、実がなる場所が少なくなるので、
枝が広がるような剪定をしてください。

剪定したあとは、切り口が乾燥しないようにします。
テープは簡単にはることが出来て便利です。

続いて整枝です。将来、主枝を伸ばしたい方向へ支柱を立てて、枝を結びつけていきます。
ミカンは「開心自然形といって、
120度間隔に3本主枝を立てるのが一般的です。

続いてイクリの受粉を紹介します。
今日は貴陽という品種の受粉方法を紹介します。
貴陽は同じ品種の受粉ではなかなか実がなりません。
そこで、受粉率が高いと言われている、ハリウッドという品種の花粉を使います。

ハリウッドの花からおしべを取り、1晩乾燥させると花粉が取り出せます。
それに着色をして、受粉作業をした時に目印になるようにします。


受粉させる花は横か下を向いているものを選んでください。
大体4〜5センチ間隔を空け、めしべにつけてください。

収穫は7月です。



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