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杖立温泉や天草でも大きな被害 玉名では土砂崩れのおそれ
2020年7月9日 19:30 現在

小国町の杖立温泉でも川の氾濫などによる浸水や土砂崩れなどで大きな被害が出ています。

川面を泳ぐ大量のこいのぼりでも有名な「杖立温泉」

おとといからの豪雨で杖立川が氾濫し、温泉街の風景は一変。
18軒ある旅館やホテルのほとんどが浸水被害を受けました。

この旅館では2度目の大雨で床上約2メートルまで水が押し寄せたといいます。

「(旅館に水が入ってきて)どんどん家具とかがんがんなってガラスが割れて流されて川のようになった」(杖立温泉「葉隠館」権藤芳春社長)

8日、この旅館では敷地だけでなく自慢の浴槽に土砂が流れ込みました。

新型コロナウイルスの影響で離れていた客足がようやく戻り始めた矢先でした。

「営業を再開し、やっとお客さんたちが帰ってきてお客さんと接することができ仕事をする楽しみというか喜びを実感し始めていたときだったのでちょっと・・ショックというか頭が真っ白です。」(「米屋別荘」館主・河津順也さん)

肩を落とす河津さんのもとに力強い助っ人がやってきました。
近くの「黒川温泉」の女将たちです。

「写真では見ていましたがこんなに実際ひどいと思っていませんでした。同じ小国の温泉地の仲間ですので少しでも力になればと思ってきました」(黒川温泉旅館「山河」後藤麻友若女将)

「新型コロナで大変なときにこのように手伝っていただきありがたいです」(米屋別荘館主・河津順也さん)

小国町によりますと水道などが復旧せずほとんどの施設で早期の再開は難しいということです。

河津さんは「まだ先は見えないがいまは、前に進むことだけを考えたい」と話しています。

□天草でも土砂災害

「午前4時5時になったらだんだん(濁流)が1メートルぐらい上がってきました。」
(映像を撮影した中野祝三さん)

水が引いたあと、家の周りは2メートルほどの土砂で埋まっています。

これは4日、天草市魚貫町で撮影された映像です。

天草市によると魚貫町では約330棟が浸水被害を受け、8人ようやく重機が入り、本格的な復旧がはじまりました。

また、海に漂流する大量の流木で漁ができない状況も続いているということです。

天草市の社会福祉協議会牛深支所では、復旧を支援するボランティア活動を受け付けています。

□玉名の市街地で土砂崩れのおそれ 通行止め

一方、玉名市は市街地で大規模な土砂崩れが起きる恐れがあるとして、市の中心部を通る温泉大通りを全面通行止めにしています。

市によりますと道路北側の斜面の一部で地盤が緩んでいるとみられ、斜面の下を通る歩道のアスファルトがすでにめくれあがっています。

市は今後、土砂崩れが起きる恐れがあるとして近くの住民に注意を呼び掛けています。

「このあたりが地震のときにこうなった(地震後に整備され)もう安心だろうと思っていたら、今度の雨できのう朝起きてびっくりした」(斜面の隣に住む住民)

専門家が現場を確認し調査を進めています。


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